世間は運動会シーズンで賑わう今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
夜間の急な冷え込みに驚かされてから早数日、
それなりに体も慣れてきましたが、爬虫類たちはそうもいかず。
この時季は保温管理、暖房器具についてのお問い合わせが増えますが、
慌てず騒がず、当店では十分なテクニックをもってご案内しますので、
お困りの方も、安心してご来店、ご相談頂ければと思います。
さて、今年も当店オリジナルカレンダーの季節がやって来ました!
数えれば今年で7作目、いよいよ止められなくなってきた毎年恒例行事ですが、
カメやトカゲ、ヘビたちの素敵な写真が全12か月に採用された、店長渾身の自信作です。
3,000円(税込3,300円)以上の商品をお買い上げの方には、もれなくプレゼント!
(店頭、通販どちらでも可)
本体価格は税込1,100円で販売しますが、
どちらかと言えば多くの皆様にもらって頂きたいノベルティ企画です。
詳しい中身は店頭にてご覧頂くか、手元に届いてからのお楽しみ!

今週はカメ多数、からの風変わりなヘビ、トカゲ、おまけにサラマンダーです。
(カメじゃない方は、がっつりスクロールして下までジャンプして下さい!)
幸いにしてカメの方は、日頃見かけない種類も多数いますので、お楽しみ下さい。
このブログでは、“土曜日から金曜日までの一週間”で新たにやって来た、
魅力的な生体の数々を、毎週金曜日の夜に一挙ご紹介しています!
金額などの詳細は、後日ウェブサイトの在庫リストへ掲載されます。
よろしければ、以下のメニューよりご参照下さい。
◆リアルタイムストックリスト◆
ミズガメ / リクガメ / ヘビ / トカゲ / ヤモリ / その他(両生類や小動物など)
(新着以前の在庫状況は、各ページのリストをご参照下さい!)
メキシコカワガメ(CBベビー)
知る人ぞ知る、一科一属一種のモノタイプな稀少種!
立ち位置としては、かのスッポンモドキと同等クラスで、
ボルネオやカラグールとはあまり関係がなく、ドロガメに近縁という、
一体何処から説明すれば良いのやらという、紛うことなき珍奇なミズガメです。
極めて水棲が強く、同様に遊泳力も高く、実際に水槽で泳がせてみると、
疲れ果てやしないかと見ていてそわそわさせられるほど、永遠に泳ぎ回ります。
数十センチクラスの大型種、ということになってはいますが、
実際に巨体へと仕上げるのは至難の業ですから、まずは30センチクラスを目指しましょう。
私事で恐縮ですが、初めてこのカメを目前にした高校生の時、
全身から放たれる異質なオーラと、下縁甲板という特殊パーツに非常に興奮させられました。
今回は現地で繁殖されたベビーが輸入され、健康状態は極めて良好!
詳しい育て方、押さえるべきポイントは別途お伝えしたいと思います…限定一匹!




オーストラリアナガクビガメ(国内CBベビー)
日本国内においては、ジーベンの方が圧倒的に有名なのでしょうが、
分類学的には、ナガクビガメと言えばロンギコリス、と称して差し支えない、
最も基本的な姿をしていながら、ファンの期待にきちんと応える不朽の銘種。
とは言え、原産はご存知オーストラリアですから、流通は繁殖個体に頼るしかなく、
本種が有り余るほど大量に流通するなど夢のまた夢な訳ですが、
有難いことに、こうして国内でも継続的なブリーディングがなされており、
今も昔も既存のファンのみならず、新たなニーズを掘り起こし続けています。
今回は、冷凍アカムシを食べまくりしっかりと成長したベビーで、
ここからその他のエサにも餌付け、更なるブーストをかけていきたい2匹です。



アダンソンハコヨコクビガメ(TSD♂・♀ / 国内CB)
※複数匹います!
昨年は、お求めの声が例年にないほど多数寄せられたために、
早々に完売してしまった、ペルシオス最美麗種のひとつ、アダンソン。
野生個体においても、頭部の虫食い模様が鮮やかなことで知られていますが、
これがCBともなると、背甲を含む表面全体がとてつもない発色となり、
何処を見渡しても柄という柄が視界を覆いつくすような、豪勢な仕上がりが楽しめます。
今年も有難いことに、TSDでオスとメスが予想できる組み合わせなので、
既にどちらかをお持ちの方も、新たにペアを揃えたい方も、参考にして下さい。
とにかく泳ぎが上手なハコヨコで、決して見かけ倒しではない実力の持ち主です。




スジクビヒメニオイガメ(ブラックウォーリア・国内CB)
この個体、只のスジクビに非ず。
原産はブラックウォーリア川水系、数年前に輸入された同産地の野生個体より、
国内で繁殖された、ワイルドF1に当たる貴重なベビーが少し育った1匹です。
ポイントは、かの有名なヒラタニオイガメと出身地が同じであることや、
実際に両親に当たるオスとメスは、サイドビューがかなり扁平であることなど、
全身の濃厚な発色のみならず、そのバックボーンにも強く惹かれるものがあります。
また、CITES入りの影響もあり野生個体の新たな輸出入が事実上不可能な今、
具体的なルーツの分かる、ロカリティ付きのスジクビというだけでも貴重だと思います。




クロムネヤマガメ(国内CB・S)
アメリカヤマガメと言えば、陸棲のアカスジヤマガメに始まり、
他にはアシポチやミゾヤマガメなどが、まだ名が知られている方でしょうが、
本種はこの数年でCBが出回るようになったお陰で一部では有名になったものの、
歴史的には殆ど目にする機会がなく、ファンもほぼ皆無と言って差し支えなかった、
世界レベルで見ると流通実績に乏しい、とてつもなく珍しい種類です。
パッと見で既視感があるのは、恐らくミシシッピニオイガメやマレーハコガメなど、
黒地の横顔を黄色いストライプが横切る、そんなデザインを持つ別種たちを、
これまでに何度も目にしたことがあるからだと思います。
ただし、これを本属内で考えた場合には非常に異端的な形質であり、
青き瞳を持つこのクロムネに宿る神秘性は、そういった部分にも支えられているのです。
参考までに、この頃市場で目にする国産クロムネたちは、この個体と一切血縁がなく、
当店で紹介しているものは全て、他所では取り扱われていない独自の血統です。



キボシイシガメ(国内CBベビー)
※複数匹います!
大変有難いことに、今年もキボシベビーの季節が到来しました!
その魅力は今更語るまでもないほど、すっかり馴染み深いものとなり、
仮に、その姿が一切見られなくなるなんてことがあれば、
その年は不安で夜も眠れなくなるであろう、もはや心の支えにも似た、
私たち日本人にとってなくてはならない存在と言えるほどに普及しています。
当店ではベビーでも遠慮なく、せっせと育てていきますので、
可愛いサイズが好きな方も、少し育った安心サイズをお求めの方も、
タイミング良く見繕って下さいましたら幸いです。とにかく選べるうちに!



ウンキュウ(国内CBベビー)
※複数匹います!
今年のベビーが、またまたおかわりでやって来ました!
ニホンイシガメ×クサガメのハイブリッドが、通称“ウンキュウ”です。
ちなみにこの兄弟たちは、厳密にはイシガメ×ウンキュウの子孫なので、
ほぼイシガメ、ややクサガメというレシピで構成されています。
全体的にモスグリーン系の、格好良いタイプが多くいますので、
どのように仕上がるか想像しながら、バシッと選んで育ててみて下さい。



エロンガータリクガメ(ハイホワイト・EUCB)
待ちに待った、美し過ぎる真っ白(に程近い)なエロンと念願の再会!
その昔、野生個体がある程度十分に出回っていた頃、
当時でもわざわざ“パターンレス”などと表記され、珍重されていた、
全体的に白勝ちで、背甲の黒斑が殆ど消失したようなタイプは、
数少ないながらも探し出せば何とか見つけられる、そんな存在でした。
しかしながら最近ではワイルドの流通量が激減し、
CBは以前よりずっと増えてはいるものの、カラーを選べるほどではなく、
どうしてもこういった“尖ったデザイン”との遭遇率は格段に低下しています。
入荷して間もなくMazuriリクガメフードに餌付き、あとはのんびり育てるだけ!



イベラギリシャリクガメ(EUCBベビー)
同じギリシャでも、最も流通量の多い、中近東に暮らすアラブギリシャに比べ、
ヨーロッパ出身のイベラは、温帯に暮らすお陰で耐寒性に優れ、
どちらかと言えば同郷のヘルマンやマルギナータに近い感覚で育てられる、
明確にビギナー向けとも称することのできる、真に育て易いお勧めのギリシャです。
今回は個体差のある中から、特に色味の淡い、白っぽい個体ばかりをセレクト!



ヒガシヘルマンリクガメ(EUCBベビー)
今の時代、なくてはならないリクガメ界の立派な顔となり、
年々養殖が進んでいるお陰で、価格帯も随分こなれてきた感のある、
名実ともに“ナンバーワンビギナーズトータス”の名をほしいままにする、大人気種。
私たちがリクガメと聞いて、大まかに想像されるいかにもな姿かたちを持ち、
出身がヨーロッパとあって、日本の四季にもマッチするという、
強烈なアドバンテージをいくつも備えた、最強のリクガメのひとつです。
今回は可愛過ぎるベビーサイズで、リーズナブルなプライスでのご提供です!



パシフィックツリーボア(♂)
あまり知られていない、正式とも言える和名は、ハブモドキボア。
あえて長ったらしく呼ぶ時は、カリナータパシフィックツリーボア。
そのネーミングが、一見紛らわしいのですが、
アマゾンやエメラルドと付いた、南米のツリーボアとは一切関係ありません。
こちらのグループは、恐らく仲間内で一番有名なのがバイパーボアで、
属内に地表棲(バイパーはこちら)と樹上棲の2タイプあり、本種はもちろん後者。
彼が何を目指しているのかは、その姿を見ればすぐに分かりますが、
もはや“お洒落な小枝”とでも形容したくなるほどに、見事な擬態っぷりです。
当店では冷凍ヤモリも常時取り扱いがありますので、ご安心下さい。



イボヨルトカゲ(国内CB・♀)
その暮らしぶりのみならず、外見からも凄く“古代のトカゲ感”が伝わって来る、
個人的にめちゃめちゃ大好きなヨルトカゲの、本種はまさに入門的存在。
その強みを端的にまとめると、夜行性かつ小型種なのでシンプルなセッティングで飼え、
完全昆虫食なのでいわゆるレオパ系の人工飼料でも育てられ(つまり中身はほぼレオパ)、
卵胎生なる繁殖形態ゆえに、実質何も手を貸さなくともブリーディングが狙え、
恐ろしいことに単為生殖という特殊能力を持つため、オートでベビーが得られるという、
もはやこの世のトカゲとは思えない、化け物のようなスペックの持ち主なのです。
今回は、お客様による繫殖個体が1匹のみ入荷しました!
全身のイエロースポットがよく目立つ、美しいカラーリングが将来有望!



マダラファイアサラマンダー(WC・L)
数あるファイアの中でも、一番普通とされるポジションに位置する、マダラファイア。
冷静に考えてみると、何が普通なのかという点が気になりますが、
恐らくそれは流通量および価格帯や、色柄のデザインに寄るところなのでしょう。
意外と知られていないのかもしれませんが、仲間内ではかなり大型になり、
高温への耐性も高く、最低1匹は飾っておきたくなるような安定感があります。
今回は格好良さを重視し、なるべくでっぷりとした大きな個体を選びました!
サイズ表記は便宜上ラージとしましたが、まだまだ大きく育ってくれそうです。



本日ご紹介した新入荷生体についての
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