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不思議とあったかい、秋。

こんにちは、店長の馬場です。
この頃は一応秋、ということになっていますが、
まるで冬から春にかけての三寒四温の如く、
寒さと暖かさを交互に感じさせられるような気候が続いています。

この時季には飼育環境の温度管理について、
保温の方法をご相談下さる飼い主さんが増えて参りますので、
我々スタッフも心して課題に向き合えるよう、準備しています。
外国産の爬虫類たちはもちろんのこと、
野外で採集された日本のトカゲやカエルなどについても、
寒さ対策でお悩みがありましたら、お気軽にお声掛け下さい。

今月末、11/30(土)と12/1(日)に開催される、
東京レプタイルズワールドへ、当店も出店します!
会場は池袋サンシャインシティ、展示ホールAの1番にいますので、
当日は是非、当店ブースへもお立ち寄り頂ければ幸いです。
月末は店舗の営業予定に変更が生じますので、
詳細は改めて告知しますが、ご迷惑をお掛けしますことをご了承下さい。

※大変長らくお待たせいたしました。
写真、テキスト、全ての内容が完成しましたことをご報告します。
各個体の詳細は、ウェブサイトに掲載されたリストよりご確認下さい。


このブログでは、“土曜日から金曜日までの一週間”で新たにやって来た、
魅力的な生体の数々を、毎週金曜日の夜に一挙ご紹介しています!
木曜日はお品書きと写真金曜日はテキストをそれぞれ掲載予定)
金額などの詳細は、後日ウェブサイトの在庫リストへ掲載されます。
よろしければ、以下のメニューよりご参照下さい。

◆リアルタイムストックリスト◆
ミズガメ / リクガメ / ヘビ / トカゲ / ヤモリ / その他(両生類や小動物など) / 雑誌・書籍
新着以前の在庫状況は、各ページのリストをご参照下さい!

ジーベンロックナガクビガメ(ベビー)
ナガクビ不足が叫ばれる昨今において本当に有難い、ごく久々のベビーがまとまって!
当店でも、一体何年振りの入荷でしょうか。
かつてはナガクビガメの顔として、全国的にその名を売ることとなり、
言い換えれば、最もリーズナブルなナガクビとして長らく認知されてきました。
しかしながらこの頃、現地から輸入されるものの様子をうかがっていると、
よく見られるのはサブアダルトからアダルトサイズの立派なものばかりで、
その分、金額もかなり立派なものになってしまい、
少なくとも安価なカメという位置付けではなくなってしまいました。
もちろん、高くなったから良い、悪いと端的に評することはできませんが、
単純にショッキングな出来事である、というのは間違いなさそうで、
市場における種の存続が危ぶまれるほど、由々しき事態と考えられていたところへ、
救世主の如く颯爽と現れたのが、今回久しぶりにやって来たこれらのベビーたちです。
これまでにも、ポツポツと輸入されたケースはあったようですが、
手の平にズラリと並べられる、この懐かしい光景が何よりも感動的ですし、
最近の事情を鑑みれば、決して高過ぎることのない価格帯も嬉しい限りです。
色彩の明暗や甲板の具合などバリエーションがありますので、お早めに!
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シュルツカブトガメ(国内CBベビー)
新分類によるシュルツが、まさかの国産ベビーにてめでたく登場!
恐らく、かつてはニューギニアカブトガメとしてそれとなく認知されていた、
一世代前の頃には、最もシンプルでさっぱりとしたカブトガメ、
という印象が強く、特別視されることのあまりない種類だったと思います。
同じ時代に、シュルツとして出回っていたものは現在、
ミナミニューギニアカブトガメと名前を変え、新たな一歩を踏み出しました。
その空いた席へ、というよりも本来の立ち位置に戻って来たのが、
今回やって来た“新シュルツ”ということになりますので、
少々ややこしい再デビューとなりましたが、国内CBというのは本当に凄いです。
生活様式や最大サイズなどは、かの有名なニシキマゲクビガメに近しく、
複雑なルールもなければボリュームも日本の在来種と同等ですから、
ビギナー層にすら刺さってもおかしくはない、扱いやすさも魅力のひとつ。
ご想像の通り泳ぎは巧みで、環境への要求もシビアではなく、
成長に従って顔から四肢、甲羅までもがどんどん格好良く仕上がっていく、
噛めば噛むほど味が出る隠れた銘種の良さが、今以上に広まれば嬉しいです。
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クサガメ(日本産・国内CB)
※複数匹います!
毎年恒例、“伝統の50年クサガメ”血統のベビーが今年もやって来ました!
この可愛らしい子ガメたちの親として生き永らえているのは、
なんと飼育期間40年以上、推定50歳ほどと考えられるメスで、
ものの見事に交尾、抱卵、産卵と所定のステップを踏み、
健康な子孫が誕生しているという、衝撃の光景がここに!
お相手のオスも同等の飼育期間と推定年齢であり、
カメの寿命のみならず、その実動可能性についても考えさせられる、
本人たちも気付いていない、トンデモ一家による物語が描かれているのでした。
小さな体ですが、みんなそろって人工飼料にもきちんと餌付いていますので、
その紡がれた伝統と共に、大切に育てて頂ければ幸いです。
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ヒガシヘルマンリクガメ “エクセレント”(♀)
当店史上過去最高品質の仕上がりで魅せる甲羅の美しさがお見事!
エクセレント、という呼称は私が勢いで勝手に名付けたものですが、
どうしても何か一言添えてあげたくて、このような形になりました。
手前味噌で恐縮ですが、このメスは当店よりベビーサイズの段階で旅立ち、
数年が経った今、縁あって再び舞い戻ってきた飼い込み個体。
実は飼育方法などを、かなりみっちりとお伝えしていた飼い主さまであり、
リクガメにとって大切なノウハウを全て漏らさず実践された結果、
当店出身のリターン組としては素晴らし過ぎる出来栄えに脱帽の一言。
最高の仕上がりは野生状態でしかありえない、との考えが定着する一方で、
野生のものとは異なった、美しさの新しい型を突き付けられたような、
現代の私たちにとって新たな道標となるような、そんな一匹です。
単品のメス、というだけに留まらない最高の付加価値をどうぞ。
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メラウケアオジタトカゲ(ハイカラー)
頭から尻尾まで全身がド派手過ぎる、強烈なインパクトのスペシャルカラー!
アオジタと名の付くもので最も見かけられる機会が多いのは、
通称ハルマヘラとも呼ばれる、アンボンアオジタトカゲですが、
それに次いで、やはりその名を耳にすることの多いメラウケは、
知る人ぞ知る、グループ内屈指の大型種として君臨しています。
データ上、最大種はキタアオジタということになっていますが、
メラウケの本気サイズは、まるで丸太に手足をくっ付けたようなボリュームとなり、
同じネシアン系の他のアオジタたちからは想像も付かない大きさに成長します。
また、大まかなデザインとしてバンドが細く地色の面積が広がる傾向にあり、
この個体は蛍光オレンジをベースに、バンドにも赤が発色し始めているため、
成長に連れてかなり鮮やかな仕上がりになることが期待されます。
早くも人工フードに餌付き、育成する上で困ることは一切ありません。
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フトアゴヒゲトカゲ(オレンジトランス・♀)
模様が消失するほどの眩い発色が嬉しい、今すぐ繁殖に参加できる即戦力!
トランスとは、正式にはトランスルーセントと呼ばれる透明鱗のことで、
体全体の表面が透き通ったような、半透明に近い質感に変化し、
その影響で体色がじんわり馴染みやすく、柔らかなイメージに仕上がります。
そして何より、目が真っ黒になることで可愛らしさが激増することが、
トランスの人気を爆上げしている最も大きな要因だと思います。
時に体質が弱く、大きく育て上げにくいとされるケースも見受けられますが、
このメスは(しかもメス!)しっかりとした大人サイズに成長していて、
人工フードにもガッツリ餌付いていて、活きたコオロギなどは必要なく、
来シーズンより繁殖にもチャレンジできる成熟具合がとても魅力的です。
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コーンスネーク(オパールストライプ・♂)
ラベンダーを用いた作品群における最高峰とも言うべき究極のクオリティ!
そのレシピは、ラベンダー×アメラニスティック×ストライプ。
オパールとは、スノーにおけるアネリスリスティックを、
先に述べたラベンダーに差し替えた形であり、スノーに似ていながらも、
ラベンダーの持つ独特なキャンディ感と、ほんのりとした柔らかな赤味、
そしてウルウルとした可愛らしい瞳など、見所満載の人気コンボ!
そこへ質の高いストライプを加えることで、事実上のパターンレス化を目指した、
シロヘビとしては風変わりで変化球的な、面白い組み合わせです。
いきなりブリーディングに参加させられる、貴重な即戦力サイズ!
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本日ご紹介した新入荷生体についての
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by herptilelovers | 2024-11-15 03:59 | 新着情報