ありがとう、ナゴレプ!
先週末は、我らが地元名古屋で開催された、
ナゴヤレプタイルズワールドへ、沢山のご来場有難う御座いました。
当店ブースにてお買い上げ下さいました方々にも、
改めて感謝申し上げますと共に、
何かご相談事など御座いましたら、ご相談頂ければと思います。
突然ですが、先日のイベントより、
ご来店の方に限り、ポイントカードの配布をスタートしました!
税込1,000円以上のお買い上げでスタンプが貯まっていくシステムで、
特典(毎月変わります!)については日を改めて発表しますが、
まだ始まったばかりの企画なので、詳しくは店頭でも説明いたします。
まずは“当店スタッフが手作り”したカードデザインをお楽しみ頂ければ幸いです。
このブログでは、“土曜日から金曜日までの一週間”で新たにやって来た、
魅力的な生体の数々を、毎週金曜日の夜に一挙ご紹介しています!
(木曜日はお品書きと写真、金曜日はテキストをそれぞれ掲載予定)
金額などの詳細は、後日ウェブサイトの在庫リストへ掲載されます。
よろしければ、以下のメニューよりご参照下さい。
◆リアルタイムストックリスト◆
ミズガメ / リクガメ / ヘビ / トカゲ / ヤモリ / その他(両生類や小動物など) / 雑誌・書籍
(新着以前の在庫状況は、各ページのリストをご参照下さい!)
イベラギリシャリクガメ(イエロータイプ・EUCB)
一見すると何の亜種だか迷ったり、あるいは色彩変異を疑いたくなってしまうほど、
目の覚めるような黄色味に全身が覆われた、“イベラ離れ”した極美血統!
イベラと言えば、どちらかと言えば褐色だったりモノトーンだったり、
決して鮮やかとは言い難い配色にまとめられることが多い中で、
まだ似ていると感じられるアラブとも異なり、もはや南米のキアシガメの如く、
甲羅はおろか、頭部や前肢の鱗にまでベッタリとしたイエローがびっしり!
今回、ヨーロッパのとある国から正規輸出された正真正銘のCBで、
と申しますのも、あちらでは野生個体の輸出許可が下りないこともあり、
何かしらの方法で繁殖されたものしか、なかなか海を渡れない訳ですが、
この2匹は例えばヘルマンのように、大規模に養殖された形ではなく、
恐らく現地の愛好家によるお手製のベビーなのだと推測されます。
このようなカラーリングのイベラは流石に初めてお目にかかりますが、
未だ見ぬ地域個体群であるのか、そして黄色いタイプとして固定されているのか、
何はともあれ、この美しい姿との新たな出会いに感謝すると共に、
イベラ、そしてギリシャリクガメの持つ新たな可能性に思いを馳せ、
今後益々の良好な発色に期待を寄せながら大切に育てていきましょう。
ホルスフィールドリクガメ(♂)
恐らくワイルドベースなのでしょう、その甲羅は表面がツルンとしながら、
本種にしてはかなり十分な厚みを備えた立派な仕上がりで、
そろそろ繁殖にも参加できそうな、飼い込みヤングアダルトのオス。
まるで御三家のように数えられる、盟友のヘルマンやギリシャについては、
オスの出現率が高いことで知られていますが、こちらロシアこと、
ホルスフィールドの場合には、反対にメスの方がよく見かけられる印象です。
ホルスも先の二種と同様に、オスの方が小柄なまま成熟しますから、
単独で愛でる分にも、省スペースでまとめられるところが強み。
近年では幸か不幸か、現地で養殖された幼体が出回るようになり、
それと引き換えに、十分に仕上がった野生個体を見かける機会は激減しました。
初めから雌雄が判別できる大きめサイズをお探しで、
なおかつ甲羅の出来栄えにも妥協したくないという方にとって、
Mazuriリクガメフードにきちんと餌付いていることも含め、この上ない掘り出し物です!
グァテマラアカスジヤマガメ(ハイカラー・国内CB)
実は数年かけ、店内バックヤードにて幼体時よりコツコツと育て上げた種親を、
初めて繁殖に成功させられた結果、辺りのインシサが尻尾を巻いて逃げ出しそうな、
とんでもない赤の発色を見せる、今世紀最高の極上美麗個体が誕生しました!
結果は分かっていた、と申し上げると格好付け過ぎになってしまいますが、
かつて、未来の種親候補に…と選定したその個体のポテンシャルからして、
当然ながら想定外ではなく、とは言えしみじみと噛み締めていたい心持ちです。
この個体は、とにかく赤がスゴい!
背甲のそれは言うまでもなく、頭部に描かれる赤いラインは明らかに太く、
ひとたび裏返せば、四肢の発色まで十分であることがよく分かります。
世間では地味だの何だのと言われがちなインシサですが、
今夜ばかりはその青き瞳も、いつも以上に輝きを放って止みません。
オバケトカゲモドキ(ケルマンシャー・♂)
そのおどろおどろしさを写真で表現し切れないのが歯痒いのですが、
頭部全体の大きさに始まり、鼻先の長さや後頭部の張り出しの強さ、
あるいは四肢の、なおかつ指の長さに至るまでヒョウモンとはまるで異なる、
属内最大種にしか描き出せない魅力がギッシリ詰まった、飼い込みアダルト!
純血としてイーラーム、ケルマンシャー、フーゼスターンの3タイプが知られ、
ご覧の通り体型は細身で、だからこそ足の長さが顕著に感じられる、
如何にも険しい山道を歩いていそうな、逞しい立ち姿がとても魅力的なケルマンシャー。
この個体もその例に漏れず、実は成熟して以来太り過ぎることを気にされ、
適度な細身でキープされている辺りにも好感が持てる、愛情たっぷりのオスです。
メスよりも大型化するオスを選び、1匹をじっくりと堪能するも良し、
同じケルマンシャーでペアが組める方は、まだまだ少ない国産オバケを目指すも良し、
まるで野生から連れて来られたかのような、この個体の出来栄えが素晴らしいからこそ、
幾多の場面で活躍が期待できる、まさにお手本のような渾身の1匹です。
トッケイヤモリ(タイ産・♂)
タイランドのオス、と言うことはつまり、“一番デカくなるトッケイ”で決まり!
現地に広大な分布域を持つ本種には、やはり特徴に地域差が存在していて、
通称タイランドトッケイと呼ばれる、タイ産の個体群は、
同種内において最も長く太く大きく成長することで知られています。
赤いスポットの眩さが目を惹くこの個体は、現在全長33センチ!
注目すべきはその成熟度で、オスにしてはまだまだ頭部が未発達で小さく、
それでいてこのボリュームですから、憧れの40センチクラスを目指すことが、
決して夢物語でもなさそうな、成長の余力を存分に感じさせる佇まいはお見事。
実際、完璧に仕上がったオスの横顔はさながらワニのような迫力を帯び、
それを思えば30センチオーバーにしてこの可愛らしさ、という点に末恐ろしさを覚えます。
一生もののヤモリとして重要な要素となる、欠損や再生尾のない1匹をセレクトしました。
写真ではハンドリングもできているこの個体を、ぶりんぶりんに仕上げていきましょう!
ヒラオオビトカゲ(♂)
ファイア?ファイアー?ファイヤー?
それぞれ某コーヒー、某シミュレーションRPG、某モンスターの表記の仕方ですが、
何となく、我々の業界では一番初めの“ファイア”が優勢と見え、
英名の表記は一旦「ファイアスロートゾノサウルス」とさせて頂きます。
と、ついついしょうもない入り方をしてしまいましたが、
やはりゾノ、の部分を言いたいがために(某サッカー選手とは無関係)、
馴染みの薄い和名よりも、ファイアスロートの名が採用されることが多いようです。
パッと見スキンクっぽい外見ですが、正しくはスキンク科のお隣プレートトカゲ科で、
かの有名なオニプレのこれまたお隣で活動しているのが、ゾノサウルス。
分類的な位置関係を把握することで、次第にその正体が見えてくると思います。
オスの喉が赤く染まることがフィーチャーされることが多く、
今回やって来たのも幸いにしてオスですから、説明がし易くて助かりました。
最大サイズは50センチほどとそれこそオニプレ並みで、色彩は派手であり、
飛んだり跳ねたり、走ったり登ったり、時には潜ったりと賑やかな動きを見せ、
(マイナーなのは承知の上で)実にトカゲらしい、楽しいトカゲです。
近年では、王道ではないものに厳しい風潮があるように感じられますが、
自分が欲しいと思ったものを飼う、という原点に立ち返り、
勇気を出し、その直感を信じて、飼いたいトカゲを選びましょう。
いくら調べても殆ど何も出てこないと思いますが、きっと大丈夫!
(店頭ではもちろん、詳しい飼育方法をきちんとお話しします)
アミメミズベトカゲ(国内CHベビー)
個人的に(世間的にはそうでもないが)史上最高のスキンクだと思っている、
マダガスカルの至宝、通称ダイビングウォータースキンクより、
昨年末に国内で誕生した、非常に珍しいピカピカのベビーサイズ!
その昔、本種の存在を知ったその瞬間から一目惚れしてしまい、
と言うのも、ひょっとして私がミズガメ出身だからなのかもしれませんが、
ダイビングとか、ウォーターとか、その辺りから脳がやられてしまっていて、
そんな“水タイプ”のトカゲがいるのなら、欲しい!と思ったのがきっかけです。
実物に触れてみると、何処か日本のサンショウウオにも近しい趣があって、
夜行性で水辺を好む、という共通項がそうした姿かたちを創り出すのでしょうか。
属内にはひょろっ、ちまっとした小型種も知られていますが、
本種はなんと最大40センチにもなる大型種で、頭も大きくて格好良い!
人工飼料にも餌付き易く、奇妙な姿に反して飼育は容易だと思います。
体にダメージのない状態で、ツヤテカのビッグサイズに仕上げられれば、
そんじょそこらには転がっていない物珍しさも相まって、末永く楽しめること請け合いです。
ラフスケールサンスキンク
今夜は、妙ちきりんで変てこなトカゲが続々と登場しますが、
種明かしをすると、最近店内のトカゲ不足が続いていたため、
ここでガッツリ強化メンバーを、と意気込んではみたのですが、
つい
当初のプランとはかけ離れた、予想だにしない尖ったラインナップとなりました。
本日のラストは、まともな和名が明確に設定されていないために、
ごく一部のファンが嘆いているらしい、東南アジアの小型樹上棲スキンク。
無理矢理にでも和名を付ければ、“ニコバルマブヤ”でいけそうなのですが、
実際にはインドの他にインドネシアなどにも分布しているため、少々難しいところ。
写真では分かり難いのですが、体表の大きな鱗は光の加減で虹色に輝き、
例えるなら、地色の雰囲気も相まってバクチヤモリのそれに近いと思います。
この光り輝く様が、まさに英名サンスキンクの由来なのでしょうか。
個人的には、その小鳥のような可愛らしい顔立ちに惹かれ、入荷を決めました。
ざっくりと、マブヤと呼ばれる仲間たちの強みは、何と言ってもその強健さ。
小柄で立体活動も好むため、レイアウトケージにおいては特に躍動し、
飼育も容易とあって、珍種好きにとってはことごとく有難い仕様です。
本日ご紹介した新入荷生体についての
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