“ちゃんと”木曜日に更新!
前回、新年一発目のブログより若干のルール変更を加え、
お品書きと写真を木曜日にアップすることにしてみましたが、
皆さまの読み心地は如何でしょうか。
相当に嫌がられたりしない限りは、ひとまずこのスタイルを、
できる限り続けていきたいと思いますので、
どうかお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
さて、今週はカメとカエル多めな、こんなラインナップ!
土日の名古屋は、あいにくの空模様の予報ですが、
爬虫類ショップは、雨宿りに最適?かもしれませんので、
皆さまのご来店を心よりお待ちしています!
営業時間は通常通り、13時から20時までです。
このブログでは、“土曜日から金曜日までの一週間”で新たにやって来た、
魅力的な生体の数々を、毎週金曜日の夜に一挙ご紹介しています!
(木曜日はお品書きと写真、金曜日はテキストをそれぞれ掲載予定)
金額などの詳細は、後日ウェブサイトの在庫リストへ掲載されます。
よろしければ、以下のメニューよりご参照下さい。
◆リアルタイムストックリスト◆
ミズガメ / リクガメ / ヘビ / トカゲ / ヤモリ / その他(両生類や小動物など)
(新着以前の在庫状況は、各ページのリストをご参照下さい!)
ハラガケガメ(国内CB・♀)
先週の目玉アッサムに続き、こちらハラガケもまたもや、
木曜日の夜に写真を掲載しただけで、あっという間にSOLDに…
本日、別でお問い合わせを頂いた方には申し訳ありませんでした。
欲しい欲しいと願いながら、当店でも久しぶりに入荷した本種。
背甲の若い成長線を見るに、まだまだ成長期のミドルサイズながら、
嘴の厚みや、後頭部の発達ぶりには目を見張るものがあり、
何だか実寸以上の迫力が感じ取れてしまいました。
分かり難いのですが多甲板あり、しかしながら背中の放射模様も綺麗です。
ソノラヒゲナガドロガメ(国内CB・Pr)
実はこの2匹、先日まで各々単品でウェブサイトのリストにも掲載していて、
性別不明の状態で店内にて飼育していたのですが、
この度晴れて、それぞれオス、メスであることが分かり、
改めてペアとしてご紹介できる運びとなりました!
正直、この手のカメはシングルでご案内するのが誠に心苦しく、
やはりカメ界全体から見れば小型種で、なおかつ繁殖も目指したくなる、
というよりもむしろ、今後永続的な血統維持が求められる中で、
その希望を託せるという意味では、性別が分かるのか分からないのか、
雌雄が揃うのか揃わないのか、というのは死活問題とさえ言えるでしょう。
そもそも、この2匹も元々はワイルドF1の国産由来ですから、
この先、新規の輸入が絶望的であることを考慮すれば、
絶対に見逃すことのできない掘り出し物であることは間違いありません。
写真は左と2、3枚目がオス、右と4、5枚目がメスのものです。
頭部はCBらしく、強い色抜けが生じ美しいことに加えて、
黒い模様は成熟に向かって更に緻密に描かれることが期待されます。
写真にははっきりと収められませんでしたが、象徴的なアゴのヒゲは、
この時点で既に、メスよりもオスの方が長く立派に発達しています。
四肢の水掻きは意外なほど発達していて、泳がせても楽しそうです。
最大で手の平いっぱいぐらいになりますので、まずは育成を心ゆくまで楽しみ、
その後繁殖の成功に向けて、地道に頑張って頂ければ幸いです。
オーストラリアナガクビガメ(国内CBベビー)
通称ロンギコリス、今年度分のおかわりをかろうじてゲット!
私たちにとって、最も標準的なナガクビガメと言えば、
恐らくジーベンロックナガクビガメの名が挙げられると思いますが、
カメ側の事情からすると、恐らく本種が最もスタンダードな、
ナガクビガメらしいナガクビガメ、に該当するものと思われます。
同じ仲間のマッコードやライマンなどは、このロンギをベースにして、
そこへ独特の持ち味を付け加えているような感覚があり、
そうなるとこちら本家は、何か削ぎ落としでもしたかのようなシンプルさが売りで、
デフォルトで首が長いこと以外には、奇をてらった様子がないところが好印象!
また、これはあくまでも個人の主観なのですが、
ロンギは小さいうちが暫くの間、どうしてもあまり格好良くない時期が続き、
成長の途中で突然見違えたように格好良く生まれ変わる、そんなカメですから、
今回特別に、ペットとして飼われている個体の写真を撮影させて頂き、
6枚目にサンプルとして掲載しましたので、合わせてご参考下さい。
ちなみに、このサンプル個体もフルサイズには到達していないため、
ここから更に、体の奥から格好良さが滲み出るような、余力を残しています。
ベビーはかなり小さく見えますが、これでも随分しっかりと育っている方で、
餌食いは抜群、どうしても不安な方はご相談頂ければきちんとコーチします!
将来のクールで麗しい姿を想像しながら、頑張ってコツコツと育てていきましょう。
※以下の写真は成長後のサンプル(非売品)です。
ニシヘルマンリクガメ(プーリア産)
ありがとう、おかわりニシヘルマン!
先日、久々にやって来たものがあまりの好評に付き、
あっという間にいなくなってしまったため、暫し探し回っていました。
色良し、サイズ良し、そして何よりもプライス良しと三拍子揃っています!
今回も色彩には一切の妥協なく、お陰様で黒はより黒々と、
そして黄色は、溶き卵のようにベッタリと濃厚な発色を見せ、
間の焦げ茶は、まるでプリンのカラメルのように素敵なアクセントに。
大きさはベビー過ぎず、それでいて可愛らしさも残したベストサイズ!
金額は、養殖が進んだお陰か以前に比べ随分とマイルドになり、
ビギナーさんが選ぶ初めての1匹だとしても、無理なく選べる範囲だと思います。
早くもMazuriリクガメフードを爆食し、健康状態バッチリでお待ちしています。
ヒガシヘルマンリクガメ(Pr)
雌雄共に、あと僅かで完全なフルサイズに到達しようという、
ほぼほぼ即戦力、一歩手前の若くて健康な次世代ブリーディングペア!
オスは、ヒガシにしては比較的黄色の描かれ方が強めな方で、
四六時中メスにアタックするような、それでいて同居させていても、
過度に傷付けたり迷惑をかけることのない、紳士でありなおかつやる気も十分!
そしてメスは、オスとは反対にヒガシにしてはかなり黒々としていて、
ドーム状に、まあるくこんもりと盛り上がった甲羅がとても可愛らしく、
何だか良いお母さんになってくれそうな、包容力のようなものを感じます。
繁殖を目指す上で、最低ペアを揃えることはもちろん条件として欠かせませんが、
種親だから何でも良いと、ドライに割り切ることもまた難しく、
これほど美しい2匹であれば、見た目に妥協せず飼育自体を楽しみながら、
その上で地道に繁殖にも取り組んでいけそうな、素晴らしい掘り出し物だと思います。
いくらヘルマンとはいえ、これほど都合の良いペアでご紹介できることは稀です。
ケヅメリクガメ(M)
全体的に柔らかな色合いで、いかにもケヅメらしい美麗個体!
飼育年数およそ2年ほどで、早々と20センチ台に到達したミドルサイズは、
日々巨体をつくり上げることに懸命で、食への関心が止むことはありません。
いかなる状況においてもまず食べることを優先しようとする実直さがあり、
当店ではMazuriリクガメフードを愛用していて、
口元を見事に汚しながらも、最後はお皿を舐めるようにして綺麗に平らげてくれます。
甲羅のフォルムも、決して散らかっているなどとは言われない、
合格ラインを十分にクリアした美しいもので、今後の仕上がりにも期待大!
実は店内では他の個体と同居させているのですが、見た目に反して大人しく、
周囲に殆ど迷惑を掛けないお上品な立ち振る舞いもお見事。
ベビーから飼い始めるのに不安があるという方にとっても、安心の健康優良児です。
イボヨルトカゲ(国内CB・♀)
こいつは驚き!稀に見る強烈なイエローの発色に仰天の一言!
当店ではこれまでに、何度も本種を取り扱ってきたつもりでしたが、
ここまで黄色がはっきりと、広い面積で、濃厚に描かれたものは、
初めてお目にかかると言っても大袈裟ではない、感動の1匹です。
しかもまだまだ育ち盛りの段階で、確かに成長に連れて黄色味は増しているものの、
当然のことながら、まだ完成とは言えない過程での話ですから、
成熟までに、更なる鮮やかさが襲い来る可能性大の将来有望過ぎる絶品中の絶品!
ヨルトカゲそのものの魅力は、過去に幾度となく語って参りましたが、
やはり何度見てもこの古典的、原始的な、ちっとも洗練されていない独特な風貌こそが、
珍奇な生物であることを物語る、最も重要なファクターだと思います。
最後に、ヨルトカゲを理解する上での重要なキーワードをまとめますと、
夜行性、小型種、昆虫食、卵胎生、単為生殖可能、並べて書くとまるでお経のようですが、
これらの要素が組み込まれていることを押さえておけば、間違いはありません!
クランウェルツノガエル
グリーン
“グリーン”の名を目にすれば、真っ先にノーマルな姿を想像しますが、
とてもノーマルとは言い難い、ベッタリグリーンのこんなタイプをセレクト!
色彩の方向性としては、俗にグリーンアップルと呼ばれる品種に近しく、
本来であれば体全体にまんべんなく散らばる茶色い斑紋が、
地色の緑にガツンと埋め尽くされ、その大部分が消失しています。
大きくなれば、指先にまで浸透せんばかりの勢いで、
体中が鮮やかなグリーンに染め上げられ、美しいクランウェルに仕上がると思います。
ストロベリー
カラーバリエーションの豊富なクランウェルには、
同じアルビノでも、色彩別に様々な系統が確立されています。
赤味の強いアルビノとして、恐らく最も有名なのはアプリコットですが、
あちらは体全体の模様が比較的スッキリとする傾向があるのに対し、
こちらストロベリーは、赤の発色と共に複雑な模様も残るような印象があります。
今回は、地色の鮮烈な赤味が強く発色しているだけではなく、
模様の部分が、できる限り黄色く見えない、
つまり全体的に赤色でまとまりそうな、美しい1匹をセレクトしました!
バジェットガエル(S)
まるで葛饅頭のような独特の質感は、一度見たら忘れられない、
“水中版ツノガエル”と呼んでも差し支えない強烈なインパクトを放つ人気種!
今回は育て甲斐を残しつつ、あまりにもベビー過ぎない安心サイズをセレクト。
色彩には、シンプルなデザインながら意外にも個体差があり、
今回は頭部に、決して気のせいではない、じんわりとしたグリーンが、
他の個体に比べて強く発色している1匹を選んでみました。
数あるペットフロッグの中でも、群を抜いて育て易い屈指の強健種で、
高温および低温、水質や餌の種類など、あらゆる条件に幅広く対応でき、
初めてカエルを飼ってみたいというビギナーさんにも、強烈にお勧めです!
イエアメガエル(スノーフレーク)
初登場から暫くの間は、強い衝撃をもって迎え入れられていましたが、
最近ではかなりブリーディングが進んだと見え、伝説めいた扱いから徐々に、
一般的に手を伸ばしやすい、身近な存在へと変わってきた、人気のスノーフレーク。
ただし、選択交配により誕生した品種であることの宿命なのか、
正直、幼体はノーマルに比べて育てるのに苦労させられることもしばしば。
そこで今回は、指先にしっかりとその重みを感じ取ることのできる、
もうベビーとは呼ばせない、ガッシリと育った安心サイズをチョイス!
鼻先から背中を通りお尻に向かって、表面全体に白い斑紋が、
まるで粉雪のように、小さいながらもびっしりと描かれたお上品な1匹です。
あとはスクスクと、お好きなサイズにまで大きく育て上げるだけ!
テヅカミネコメガエル(CB・L)
ネコメガエルの仲間は、ペットとしての流通の有無を除けば、
属内になんと十数種類も仲間が知られている大所帯で、
かの有名なアカメアマガエルと並び、中南米を代表するアマガエルの一大グループです。
このテヅカミは、同じネコメガエルの中でも最小クラスのサイズで、
昔から流通量も多く、馴染み深いキャラクターのひとつだと思います。
本種に限らず、ネコメガエルは野生個体の場合、導入初期のケアが難しく、
またCBの場合は、当然と言えば当然ですが、スタートサイズがあまりにも小さいために、
そもそも体力の乏しさから苦労させられる場面も少なくありませんが、
今回ご紹介するのは“CBのラージサイズ”という、まさに良いところ取りの掘り出し物!
例えばイエアメなどに始まって、色々な種類のアマガエルを飼ってみたい、
が、ネコメガエルにはそのビジュアルも含め漠然とハードルを感じていた、
そんな繊細な感覚をお持ちの方にこそ、是非お勧めしたい最高の1匹です。
ご覧の通りみずみずしく、ぷりっぷりの、餌食い抜群な健康優良児!
ホルブルックスキアシガエル
上部に飛び出した目玉が可愛らしいような、格好良いような、
ありふれていそうで、よく見ると風変わりなビジュアルを持つ、立派な珍種。
前提として、そもそもあまりにも知名度が無さすぎる訳ですが、
スキアシガエルは、スキアシガエル科というひとつの立派なグループを持ち、
アメリカとその周辺に暮らす、“乾燥系潜りガエル”として知られています。
ある意味、かの有名なアメフクラガエルにも似た生活様式ということになりますが、
カエルとしての姿かたちはもっと本格的と言いますか、何もデフォルメしていない、
例えばヒキガエルなどにも通ずる「あぁカエルだなぁ」というストレートさが売り。
目付きも鋭く、ヒトに媚びようなどという発想はまるで持ち合わせていないようにも見えますが、
きちんと飼い込めば意外とひょっこり、オープンな場所にもしばしば出てきますし、
しまいにはピンセットから人工飼料を食べてしまうぐらい、可愛いところもあります。
あいにく、健康状態のしっかりと整えられたものが丁寧に売られている事例は、
悲しいかな極めて少ない種類なので、今回のような飼い込み個体は本当に貴重です。
環境に対する耐久力が高く、個人的にかなりお気に入りなので、物好きな方は是非。
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