本年も大変お世話になりました!
2023年の当ブログも、残すところあと1回!
今年は例年に比べ、各生体へのテキストを少しばかり充実させ、
まずは読んで頂きたい!という点を意識してやって来ましたが、
お楽しみ頂けましたでしょうか。
来年も変わらず、できる限り再現度が高くクリアな写真と、
時に私の主観も織り交ぜた、おしゃべりテキストで頑張って参りますので、
今後とも当店をよろしくお願いいたします。
少し早いですが、皆さま良いお年をお迎え下さい。
さて、今回のブログは1日前倒しの、フライング更新ですが、
木曜日は写真、金曜日はテキスト、と二部構成にてお送りします。
“年末年始の癒し”になればと思いますので、どうぞお楽しみ下さい!
それと、昨夜書き忘れてしまったのですが、
年明けの1/5(金)は、さすがに新ネタが全くないものと思われ、
新年一発目のブログは、1/12(金)になる予定です。
あまりにも呑気に構え過ぎて、つい先程まで、
“来年の干支が巳だと勝手に思い込んでいた”のですが、辰でした…
(一部のお客様へ誤情報を発信してしまい本当に恥ずかしいです)
辰年らしい、そんな都合の良い入荷があれば嬉しいのですが、
少々気が早いものの、また来年のブログもお楽しみに!
(以下のお知らせは、先週までと同じ定型文です)
【年末年始の営業・休業予定】
12/29(金)13:00~20:00
12/30(土)13:00~17:00(L.O.16:30)
12/31(日)~1/4(木)休業
1/5(金)13:00~20:00
29日までは通常営業、
最終日の30日は、ラストオーダー16時半までの短縮営業、
年末年始の5日間はお休みし、5日から通常営業をスタートします!
特にコオロギなどのエサがご入用な方は、ご来店のスケジュールにご注意下さい。
このブログでは、“土曜日から金曜日までの一週間”で新たにやって来た、
魅力的な生体の数々を、毎週金曜日の夜に一挙ご紹介しています!
金額などの詳細は、後日ウェブサイトの在庫リストへ掲載されます。
よろしければ、以下のメニューよりご参照下さい。
◆リアルタイムストックリスト◆
ミズガメ / リクガメ / ヘビ / トカゲ / ヤモリ / その他(両生類や小動物など)
(新着以前の在庫状況は、各ページのリストをご参照下さい!)
サンエステバントゲオイグアナ(USCB・♂)
多くの人気種を擁するトゲオイグアナの中でも、
凄まじいネームバリューを誇りながら、実物と対面するのはなかなか難しい、
愛好家憧れのサンエステバンが今宵、堂々降臨!
その美しい姿はまさに白銀、一面に雪が降り積もったような絶景で、
肩から胸元を覆う象徴的な黒いバンド模様によっても、
他種とは似て非なる、その類稀なる格好良さが一層惹き立てられています。
語呂が良いので、つい“サンエス”と略してしまいがちですが、
語源は現地の地名、サン・エステバン島からきていますので、
愛称のように略すのであれば、“エステバン”と呼んであげると格好良いです。
ちなみに、このサンは太陽ではなく、英語のセイント、
つまり聖人という意味ですから、このトカゲがより格式高いものに感じられます。
今回、貴重な2019CBの若いオスが、素晴らしい品質を保った状態でやって来ました。
近年では、本場アメリカからの輸出が激減してしまったこともあり、
きちんと本種だと判るものが、非常に手に入り難くなっています。
かつては相方のような存在であったバナスパとは異なり、大衆化には程遠い、
気品と風格を纏う稀少種を、お手元でじっくりとご堪能下さい。
ヒョウモントカゲモドキ
ハイポタンジェリン
ハイタンと言えば、その赤味について語られるのがセオリーですが、
この個体は、赤よりもむしろ緑の発色が気になります。
一時期、エメリン(=エメラルドタンジェリン)というモルフが流行りましたが、
頭頂部や背中のバンド模様に、やさしいグリーンが感じられ、
成長に連れてどのように発色してくれるのか、楽しみは尽きません。
スーパーハイポタンジェリン
これぞスーパーハイタンの名に恥じない、
背部のピグメント(黒斑)のほぼ全てが消失した、
穏やかな表情がより一層惹き立てられているハイクオリティ!
全体的にスッキリとした色合いのお陰で、
横顔の上半分がオレンジ、下半分がホワイトで、
パキッと明瞭に分かれているところもまた印象的です。
マックスノーエクリプス “ソリッドアイ”
スーパーマックスノーではない状態で、完全な黒目を目指した、
いざ探してみるとなかなかいそうでいない、この理想的な組み合わせ!
モノトーンの体色があまり好みではない方に、必ず刺さる、
オリジナルのヒョウモントカゲモドキの良さを残しているところが素敵。
ソリッドアイと呼ばれる(フルアイとも)、真っ黒の瞳は、
ランダム要素で、同じエクリプスでも狙って出せる姿ではないため、貴重です。
スーパーマックスノー
レオパ界の革命児!あるいは風雲児!
初登場時より十年以上経った今も、最人気モルフの座を譲ろうとしない、
全てのレオパの頂点に君臨すると言われるほどの、超人気者!
モノトーンの体色に整然と並ぶ黒いスポットはユキヒョウのようで、
かつて世間の度肝を抜いた、可愛過ぎる真っ黒お目目がその実力を決定付けています。
シンプルな見た目ながら意外にも個体差があり、
黒斑の大きさや並び方、地色とのコントラストまで、
同じスーパーマックスノーでもより綺麗に見えるものを選別しました。
ブレイジングブリザード “マーブルアイ”
これは嬉しい誤算!ただのブレブリとは思えぬ想定外のプレミアム感!
コンボのレシピは、トレンパーアルビノ×ブリザード。
通常は、できる限り体表の黄ばみが少ない、スッキリとした白色を目指し、
かつ尾曲がりなど、先天的な症状のないものを探すのがセオリーなのですが、
この個体はまさかのマーブルアイの赤目という、抜群のお洒落要素入り!
これはブリザードにランダムで時折現れる、遺伝性のないエクリプスアイを利用したもの。
しかもただの赤目ではない、瞳にまで雪が積もったようなデザインに、
この個体だけのオンリーワンな特別感を、味わわずにはいられません。
マキュラリウス(♀)
本日も、様々な品種のレオパをご紹介して参りましたが、
最後に一周回って、“ヒョウモントカゲモドキの原点”とも言える、こんな原種は如何?
ハイイエローの原型とも言われる、このマキュラリウスは、
数ある野生型の中で、最もベーシックなタイプです。
つまり、“普通過ぎるほどの普通”であることがマキュラリウスの強みであり、
この普通を突き詰めた姿にこそ価値がある、そんなレオパなのです。
今となってはなかなか難しい、彼らの故郷の風を感じたい貴方へ。
コーンスネーク “ギネスサイズ”(アメラニスティック hetストライプ・♂)
デカい!とにかくデカい!何ならちょっと恐い!
撮影のために、何とか片手で持ち上げていますが、その手はプルプルしている、
もはやコーンではない、並外れた謎のボリュームで魅せるトンデモ巨大個体!
2020CBで、これまでの餌はマウスのリタイアのみとのことですが、
下手をすればラットのS、あるいはMサイズでも吞んでしまいそうな、
理解不能なマグナムボディに、開いた口が塞がりません。
いくらオスの方が大型化し易いとはいえ、流石にこれはやり過ぎでしょう。
コーンのジャイアントモルフというのはあまり聞かれませんが、
(その場合のネーミングは“ジャイアントコーン”一択?)
そんな夢を描かせてくれるほどの、今年最後の強烈なインパクトです。
抱っこ用に、観賞用に、そして繁殖用に、あらゆる用途で活躍の場は無限大!
十年に一度と言っても過言ではない、稀に見る衝撃のオンリーワンです。
ニシヘルマンリクガメ(EUCB)
まさしく絵に描いたような、素晴らしいクオリティの安心サイズがズラリ!
ニシヘルマンの特徴を、一文字も使わずに説明してくれるような、
これぞ教科書通り、そして期待通りの分かり易さと美しさです。
決して優劣をつけようという話ではありませんが、ヒガシとの違いは歴然!
背中の黒と焦げ茶の面積は広く、黄色も随分と濃厚でこってりとしていて、
何処かピカチュウ(色はライチュウ?)にも似た、頬の丸い黄斑も可愛い!
同時に四肢の黄色もやはり濃く、体中が鮮やかに彩られています。
今回、カラブリア、プーリア、トスカーナと、
3つのロカリティ情報がそれぞれ与えられた3匹がやって来ました。
(産地の違いによる良し悪しのようなものは特にありません)
しかも、養殖が進んだお陰で、近年稀に見るリーズナブルなプライスにて!
カラブリア産
プーリア産
トスカーナ産
アメフクラガエル
南アフリカのおまんじゅうガエル、再び!
いつでも世間を賑わせている、カエル界きってのスーパースターです。
個々のネーミングは半分ジョークですが、とは言え、
数ある中から飛び抜けて赤いものと、飛び抜けて大きなものを、
それぞれ精を出して選びましたので、その品質はご覧の通り。
背中に赤味が滲み出ているのはしばしば見かけられますが、
目の後ろ、ほっぺの辺りまで紅潮しているのは珍しいです。
また、特大サイズは、並の大人サイズと比べてもめちゃくちゃデカい!
最近のアメフクラは、数年前までと比べて格段に育て易くなり、
ビギナーさんでも、飼い方をきちんと学べば長期飼育が可能になりました。
是非ともお気に入りを探して、大切にして頂きたいと思いますので、
ご心配な方には、当店スタッフより喜んで飼い方を伝授いたします!
プレミアムレッド
プレミアムジャンボ
ミナミヘラクチガエル(CB・S)
本日のラストは、変形アマガエル、その名もヘラクチガエル!
ざっくり言えば、飼い方自体はツリーフロッグの代表格である、
例えばイエアメガエルなどと、さほど変わりありません。
しかし、その顔立ちは二度見、三度見してしまうほど印象深く、
口先は成長に連れてどんどん伸びていき“リアル・アヒル口”に仕上がります。
かつての立派な稀少種も、今や繁殖が進みこなれたプライスに!
飼育が難しくならない範囲で、見た目が面白いカエルを集めたい、
そんな方にとってマストアイテムとも言える、要注目の珍種です。
本日ご紹介した新入荷生体についての
ご注文・お問い合わせはお電話かメールにて!
お待ちしております。
Tel:052-325-8600
Mobile:070-5555-3335
Mail:herptilelovers@gmail.com
Twitter公式アカウント
Instagram公式アカウント