急な寒さにご注意を
何でも今季は、エルニーニョ現象の影響により暖冬になるそうですが、
とは言え、急な気温の低下には気を配る必要があります。
こちら名古屋では、この週末から来週にかけて、
最低気温が一桁台にグッと下がる予報が出ているため、
もう一段階強い意識を持って、温度管理に臨みたいところです。
さて、今週も両生類、ミズガメ、トカゲにヘビと、
可能な範囲で幅広くをテーマに、色々と取り揃えてみました。
各ジャンルに、心躍るキャラクターを張り切ってチョイス!
そして季節柄、ラストのコーンスネーク各モルフも必見です!
このブログでは、“土曜日から金曜日までの一週間”で新たにやって来た、
魅力的な生体の数々を、毎週金曜日の夜に一挙ご紹介しています!
金額などの詳細は、後日ウェブサイトの在庫リストへ掲載されます。
よろしければ、以下のメニューよりご参照下さい。
◆リアルタイムストックリスト◆
ミズガメ / リクガメ / ヘビ / トカゲ / ヤモリ / その他(両生類や小動物など)
(新着以前の在庫状況は、各ページのリストをご参照下さい!)
パグガエル(CB・S)
妖怪、と称してはいささか失礼に当たるかもしれませんが、
その名の由来や、何故このようなネーミングになってしまったのかなど、
容姿についての解説は一周回って不要とも思える、
何しろその顔立ちに特徴があり過ぎる、へんてこ地中棲ガエル。
その暮らしぶり、イコール飼い方についてはかの有名なアメフクラガエルと似ていて、
今でこそ、なるほどそんな感じか、と妙に腑に落ちやすくなったのも、
やはりアメフクラが身を以って様々なことを教えてくれた、まさに功績とも言えます。
話が逸れましたが、つまりフクラガエルのインパクトが強過ぎたせいもあり、
その他の地中棲種に(元々ですが)なかなかスポットが当たり難かったところへ、
それとは異なるベクトルで強烈なスマッシュを繰り出せるカエルは、
このパグガエルをおいては他にいない、そう思わせてくれる貴重な存在です。
野生個体は恐ろしく難しいそうですが、今回はなんと奇跡のCB!
写真では小さく見えますが、本種にしてはこれでもかなり育っている方なのです。
中でもかなり大きめの2匹をセレクトしましたので、挑戦者をお待ちしています。
アカハライモリ(WC・♂)
愛知県産と、お隣の岐阜県産としてやって来た、東海コンビ。
元々は野生個体ですが、暫くペットとして飼われていたものなので、
コンディションは至って安定しています。しかも平均より大きめサイズ!
思えば私も、爬虫類両生類のデビューが、まさにこのアカハライモリからでした。
ただのイモリと侮るなかれ、タフで育て易く意外にも長命であり、
飼育のいろはをきちんと教えてくれる、ビギナーさんにもうってつけの素敵なペットです。
一般的な人工飼料各種にもきちんと餌付いていますので、ご安心下さい。
キボシイシガメ “イエロータイプ”(国内CBベビー)
※複数匹います!
思わず、おかえりなさいと声を掛けたくなる、ごく久々の黄色いキボシ!
その昔、まだ今日のように国内外での繁殖が盛んではなく、
今では信じられませんが、本種の野生個体がアメリカから輸入されていた頃、
実は棲息地域により、最大サイズや色彩にバリエーションがあると囁かれ、
全体のカラーリングによりイエロータイプ、オレンジタイプといった呼び名で、
それらを便宜上ふたつの系統に分けて把握、認識していた時代がありました。
その後、これは偶発的にそうなったものと思われますが、
人々が綺麗と評するものが自然と種親になり、“緩やかな選択交配”が繰り返され、
気が付けば市場に出回るキボシはほぼ全て、かつてオレンジタイプと称された、
全体に強い赤味を呈するものばかりに支配されていったようなのです。
こうして辿り着いたのは、あくまでも当時から続く市場における需要そのものが、
まさにカメの姿かたちを以って表現されただけの結果に過ぎないのですが、
誠に勝手なもので、いなくなると再び欲しくなってしまうのが人間の性。
今回やって来たベビーの血統は、簡潔に言えば懐かしい感じのする、
全体的に赤味が殆ど表れない、今時では非常に珍しいイエロータイプ!
参考として、オレンジ(もちろん綺麗ですが今やノーマル?)の腹甲も掲載しました。
写真以外にも複数いますがそれもごく数匹なので、ご興味のある方はお早めに!
ハルマヘラホカケトカゲ(♂?)
今回は、まさに狙いすましたかのように、かなりオスっぽい個体をゲット!
ホカケトカゲのみならず、多くのアガマやイグアナの仲間においては、
メスよりもオスの方が大きく立派に成長することに加え、
時に、それらが持つ特長や魅力というものが、隣のメスには申し訳ないのですが、
オスの方が発達することで、我々に対する“アピール力”も数倍に跳ね上がります。
ただし、ホカケの場合には選ぶ種類を誤るとどうなってしまうのか、
それは格好良過ぎるオスが、悲しいかな巨大過ぎるがために、
とても家庭用のペットとしては扱い切れない恐れがあるというジレンマが生じるのです。
今回ご紹介するこのハルマヘラは、実はグループ内最小種とあって、
(もしオスになれば)その類稀なる格好良さと、キャパに収まる扱い易さ、
どちらも兼ね備えた素晴らしい存在となり得ること間違いなし!
この個体は輸入されたばかりではなく、暫しのストック期間を経て安定し、
外見のダメージの少なさに加え、健康状態についても申し分ありません。
後頭部の長いヒラヒラに期待を込めて、張り切って育て上げましょう。
ニシキトゲオアガマ(CBベビー)
久々にやって来た、最も美しいトゲオアガマの名をほしいままにする人気種!
しかも今回は嬉しいことに、現地で繁殖されたピカピカのベビー!
別名、オルナータトゲオアガマとも呼ばれています。
現段階ではまだまだ、ふわもち感たっぷりの幼い姿をしていますが、
成長に連れて、場合によっては金属光沢を伴うような、
ギラギラと、ジュエリーな輝きをひけらかす麗しい姿へと変貌します。
実は属内でもかなりの小型種で、最大のボリュームはフトアゴ以下ですから、
広いスペースを与えてあげた上で、無理なく扱い切れるサイズ感だと思います。
輸入された中でも、ふっくらと肉付きの良いものをセレクトしました。
エジプトトゲオアガマ(CBベビー)
上のオルナータに対し、こちらは泣く子も黙る、最も大きなトゲオアガマ!
単純に比較してみて分かり易いのが、ボディの大きさに対し、
腕や手指の太さや大きさが、妙に発達していることがお分かり頂けるでしょうか。
この特徴は、時にオオトカゲの仲間などでもしばしば見られますが、
地面を強く掘り返すためにそうなっているものと考えられています。
小さな頃は、背中に可愛らしい模様が描かれていますが、
成長するに連れて体色は全体的にグレー一色となっていき、
その質感も相まって、まるでサイやゾウのような仕上がりに変化していきます。
最大種ではありますが、巨大なエジプトを育て上げるのは課題として実は難しく、
だからこそ気長に、ゆっくりと時間をかけて、ベビーから向き合ってみて下さい。
アオジタトカゲ(ソロン産・ベビー)
俗にアンボンや、ハルマヘラとも呼ばれている、
アオジタトカゲの中でもベーシックでリーズナブルな種類の中には、
時折、産地によって色柄やスタイリングにバリエーションがあって、
似ているようで何処かが違う、そんなサプライズに毎回楽しみがあります。
ソロンアオジタトカゲ、とも称されるこのタイプは、
並のオオアオジタに比べ、背部のバンド模様が細く数多くなる傾向があり、
そしてこの個体は、黒いラインの中に早くも赤味が滲み出た、
成長に連れて美しく化けてくれそうなものをセレクトしてみました。
人の手に対して威嚇する様子はなく、撮影中も大人しかったとても良い子です。
コーンスネーク(国内CBベビー)
さて、ここから先はラストまで、お客様が繁殖に成功された、
素晴らしいコーンの各モルフを、駆け抜けるように一気にご紹介していきます。
どの個体も、ピンクマウスのSサイズにきちんと餌付いていて安心!
写真点数は、いつもよりやや少なめで申し訳ありませんが、
複数のご用意があるものについては、是非とも店頭にて、
それぞれの個体差も含め、選んで頂けたら嬉しいです。
アメラニスティック(hetラベンダー・♀)
いわゆるアルビノ。この個体は平均よりも赤味が強い印象で、
成長に連れて、結構な真っ赤っ赤に仕上がることが期待されます。
ヘテロでラベンダーを持つメス、という内容も一部では有難がられるはず!
参考までに、アメラニスティックとラベンダーで、オパールというコンボモルフに。
ゴーストモトレー(♀)
ハイポメラニスティック×アネリスリスティックで、ゴースト。
つまり、モノトーンに近付くアネリを、より淡く変化させたものです。
ちなみに、ハイポには赤を強くするという副作用がありますが、
こちらはメスで、オスに比べて赤の発色は控えめになりますので、
そこまで赤くなり過ぎないゴースト、という点が推しポイントです。
また、モトレー(モトリー)のデザインが非常に上出来で、
背部の丸い模様がかなり均等に描かれた、美しい個体です。
ハイポラベンダー(♂)
ほんわか可愛らしい系コーンの代表格とも言える、ラベンダーの一味において、
ひときわ輝きを放つ、“お姫様的な存在感”で大人気のハイポラベンダー!
文字通り、ハイポメラニスティック×ラベンダーのコンボです。
何よりもまずウルウルの瞳が可愛い!それでいて柔らかい体色もまた可愛い!
成長してもなお、ファンの期待を全く裏切らない傑作!あいにく1匹のみ!
ムーンストーン(♂・♀)
※複数匹います!
気になるそのレシピは、アネリスリスティック×ラベンダー、と意外にもシンプル。
いずれも古典的なふたつの品種のコンボでありながら、
長年あまり作出されることがなかったのか、流通量は少なく、結構レア。
ただし、その味付けを改めて考えてみると、赤味を抑えたラベンダーですから、
好みはあれど、何だか良い予感しかしない名作中の名作だと思います。
写真は上がオス、下がメス、そして写真にないメスがもう1匹の計3匹。
あいにく数に限りがありますので、お早めのご検討をお勧めいたします。
ムーンストーンテッセラ(♀)
そして今回、大変に素晴らしく、そして有難いのが、
待望のムーンストーンに、更にテッセラを加えたものまでが登場!
元来、ジグザグになり易いラベンダーに、相性抜群のテッセラが乗っけられ、
めちゃめちゃお洒落な霜降り模様が、体全体で激しい主張を見せています。
成長過程のどのステージにおいてもその変化を楽しめそうな、最高の1匹です。
スノーテッセラ(♂・♀)
※複数匹います!
本日のコーン物語は、不朽の人気を誇るシロヘビで〆!
先に登場したのは、全てのシロヘビの祖、とも言えるスノーコーンに、
上で先に書いてしまいましたが、テッセラのそれはまさに霜降り模様、
既に美しい姿をしていたところへ、更なる美しさを加えたような夢のコンボ!
成長期においては、テッセラの模様が白さを追加するようなイメージで、
まさに文字通り、雪が降り積もったような美しさを楽しむことができ、
色彩が完全に出来上がる頃には、並のスノーでは最終的に模様が残るところを、
テッセラが本来の模様をある程度かき消してくれるため、
完全なるシロヘビにより近付けるポテンシャルを秘めているという訳。
写真は上がオスで1匹のみ、下がメスで他にも複数ご用意しています。
ホワイトアウト(♀)
※複数匹います!
さて、雪の降り方もかなり強くなって参りました。
本日ラストは、通称“白い闇”とも言われる、コーン最高傑作のひとつ!
気になるレシピは、アメラニスティック×チャコール×ディフューズド。
もう少し分かり易くすると、ブリザードとブラッドレッドのコンボモルフです。
最も純粋なシロヘビに近いとされる、大人気のブリザードに、
最後にどうしても残ってしまう模様を、何とか消してしまおうと、
そこへ掛けられたのがディフューズドで、完璧な無地の純白を狙ったものです。
今回、そのクオリティは写真でご覧の通り!健康状態も良好です!
本日ご紹介した新入荷生体についての
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