激熱!三連休!
先週のブログ冒頭、このご挨拶コーナーにて、
店内の気温が“爬虫類ファースト”などとお話ししましたが、
何でも週末の三連休は、特に日曜と月曜がかなり暑くなるようで…
ここまで来ると、やはり綺麗事だけで済ますことはできず、
当然のことながら、お客様およびスタッフファーストということで、
きちんと快適な気温を保った上で、皆さまのご来店をお待ちしています!
7/15(土)、16(日)、17(月・祝)は、13時から20時までの通常営業です!
今週は、ちょっと偏ってしまいましたが、がっつりミズガメオンリー!
(ミズガメの中では)幅広い角度に向けて発信したいと思いますので、
是非ともお好みの種類を探してみて下さい!
◆リアルタイムストックリスト◆
ミズガメ / リクガメ / ヘビ / トカゲ / ヤモリ / その他(両生類や小動物など)
(新着以前の在庫状況は、各ページのリストをご参照下さい!)
ハラガケガメ(ジャイアントフォーム・♂)
先日のCITES入りの件で、当店においても入荷量は以前に比べ激減し、
今後の入手難も叫ばれる中、非常に秀逸な飼い込み個体が突如降臨!
“ジャイアントフォーム”とは名ばかりではなく、
国産の、そう謳われて販売されていたベビーからガッツリ育てられたオスで、
手の平に収まるかどうかという十二分なサイズ感もさることながら、
甲羅と頭に描かれた激しい模様にも、間もなく目を奪われてしまいました。
背中全体を埋め尽くさんばかりの勢いで発射された緻密なラインと、
頭頂部や嘴に映えるスポットが、格好良さをより一層惹き立てています。
私自身も久々に、色々な意味で左手が震えた、圧巻かつ大満足の大型個体です!
オオアタマヒメニオイガメ(パターンレス・♂)
この透明感は、スゴい!
背中の模様は99パーセント消失し、手足もピンク色に透けてしまった、
かなりのクオリティで勝負できる美貌の持ち主であることに加え、
性別は嬉しいことに貴重なオス確定という、恐るべきスペックの1匹。
CBのニオイガメにおいては種類を問わず、常に同じようなことが起きていて、
ベビーから育成していたものの多くが後にメスだと分かり、
頃合いを見てオスを手に入れようものにも、全く探し当てられないという事態に。
オスを単品でご紹介できずチャンスもなかなかありませんので、
その美しさはもちろんのこと、長い目で見ればゲットしておいて損のない掘り出し物です!
ミツユビハコガメ(♀)
ミツユビ愛好家の皆さま、大変お待たせしました!
最近リクエストが集中し、速やかにご紹介することが難しくなっている、
貴重なメスであることが確定した、ヤングアダルトサイズが2匹も!
何やら市場全体でメスの需要が急速に高まっているらしく、
私自身もしばしば、幼体の中からメスっぽいものを探し出しては、
不確実な状態でもお迎えして下さる方がいらっしゃるほどで、非常に驚いています。
今回は偶然にも、ライトカラーとダークカラー、ふたつのカラータイプをご用意!
ライトは柔らかな黄色味を帯び、琥珀にも似た透明感を備え、
頭部は赤く、前肢は黄色い、シンプルながらもゴージャスな配色です。
ダークは引き締まった焦げ茶と、頭部に散りばめられた細かなスポットも鮮やかで、
この先のサイズアップで更に真ん丸と仕上がることが期待されます。
いずれも人工飼料にきちんと餌付いていて安心です…早い者勝ち!
キタダイヤモンドガメ(ホワイト・Pr)
頭部全体が白勝ちに、特に額の菱形部分はベッタリと黒くならず、
ノーザンにありがちな黒いヒゲ模様も一切ない、かなりの白さを持つペア!
メスにいたっては、一瞬カロリナと見間違えそうになるほどのクオリティで、
対するオスも、スポットこそ細かいのですが地肌の白は決して埋もれておらず、
両者ともノーザンというレギュレーションの中で、
非常にレベルの高い白さを見事に表現し切っています。
今回偶然にも、カラータイプのよく似たオスとメスが一堂に会したため、
この白い2匹からどのようなベビーが出てくるのか、見たくなってしまうのが人情でしょう。
あいにく甲羅は全体的に脱皮前ですが、それでも色褪せない顔面の美しさは流石!
ニホンイシガメ(フルアダルト・Pr)
ごく久しぶりに、しっかりと育った立派な大きさのペアが揃いました!
当店では毎年必ず、シーズンになるとベビーサイズからご紹介していて、
それこそ定番のキャラクターとしてすっかり定着していますが、
よく見かけるのは大きくても10センチ足らずの若いサイズまでで、
繁殖間近、あるいは既に現役サイズともなると、途端に数は激減します。
オスは野生個体の飼い込みで、このツルツルとした質感も久々にお目にかかりましたが、
やはり甲羅の奥側から浮き出たような、苔色のまだら模様が格好良いです。
対するメスはこれまたワイルドベースの、ヤングサイズからの飼い込みで、
眩いイエロー、そしてオレンジが背中全体を鮮やかに彩り、
甲羅のシルエットにも違和感が見られない、極上の仕上がりです。
どちらも人工飼料にきちんと餌付き、肌荒れとも無縁の超健康体!
ヤエヤマイシガメ(♀)
耳の模様が淡く、瞳を横切るラインも薄く、口元はほんのりと笑みを浮かべていて、
いかにもヤエヤマらしい優しい顔立ちの、ミナミイシガメ。
先日、暫く店内で暮らしていたやや大きなメスが順番に旅立っていったばかりだったのですが、
空席を埋めるかのごとく、今度は可愛い手の平サイズが入れ替わりでやって来ました。
日本のカメとしては、定番というよりは少し変化球気味なところが面白い、
イシガメともクサガメとも違った味わいが楽しめる、知る人ぞ知る第3のイシガメです。
ニシキマゲクビガメ(♀)
オーストラリアなどの原産国においては、
“最も美しい淡水ガメ”などと称されることも珍しくはない、
曲頸類の入門にして実に奥深い魅力を持つ、旧名アルバーティスマゲクビガメ。
黄色い耳模様に顎の部分は赤く、おまけに瞳は青味がかるという、
改めて文字に起こしてみると非常にゴージャスなカラーリングの持ち主で、
それでいて写真のメスがほぼ最大サイズという扱い易さもまた魅力的。
この数年でも大きな野生個体がしばしば輸入されて来ますが、
今回のメスはワイルド由来ながらも長期飼い込みなため、健康状態への安心感はケタ違い。
現在、店内では別のカメと混泳させていて、温和な性質もまた嬉しいポイントです。
個人的には腹甲だけでなく背甲も赤いことや、頭頂部に散った謎の赤味などに注目しています!
アダンソンハコヨコクビガメ(♂)
この姿を眺めていて、学生時代に授業で使ったエナメル線を思い出しましたが、
頭部や背甲の隙間から覗く、銅にも似た金属光沢を帯びた色合いが綺麗で格好良い、
ワイルドながら決してガサガサとせず、良好な状態を保っている見事な飼い込み個体。
相方のトゥルカナが登場するまでのおよそ二十年ほど前までは、
“最も美しいペルシオス”の名をほしいままにしていたアダンソンは、
現在でも決して王座から陥落した訳ではない、不朽の美麗種です。
当時、クリイロぐらいしか知らなかった私は初見で強烈な感銘を受け、
というのも、まさにそのクリイロとは似て非なる美しさに驚いたのは言うまでもなく、
加えてより一層泳ぎに特化したのであろうシルエットにもまた、
ハコヨコクビガメが潜在的に持つ多様性の素晴らしさを垣間見た瞬間でした。
キツネのように尖った鼻先、しなやかな四肢と鋭く発達した爪、
水を切るよう扁平かつ末広がりに仕立てられた甲羅の機能美など、
あの時抱いた憧れの念は決して色褪せることなく、今もなおカメ自身に宿っているのです。
本日ご紹介した新入荷生体についての
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