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ツユニモマケズ

こんにちは、店長の馬場です。
全国各地が続々と梅雨入りする中、いかがお過ごしでしょうか。
時に店内が、ウェットシェルターかな?と錯覚してしまうほど、
水換え作業をした後などは特に高い湿度に包まれることもありますが、
お陰様で店内の生体は種類を問わず、おおむね健康に暮らしているようです。

さて、今週は久しぶりにヘビ多めの嬉しいラインナップ!
ラストには個人的に待ち侘びていた、謎めいたミズガメも控えています。
今夜も最後までお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

◆リアルタイムストックリスト◆
ミズガメ / リクガメ / ヘビ / トカゲ / ヤモリ / その他(両生類や小動物など)
新着以前の在庫状況は、各ページのリストをご参照下さい!

ジャングルカーペットパイソン(ジャーマンライン・♀)
噂のジャーマンブラッドラインが、遂に当店にもやって来ました!
混じり気のない純血、というのがまず最初に目を惹く素敵な一本です。
もちろん、他のジャングルに混じり気がある、ということではありませんが、
野生下でも意外と個体差が見られる本亜種には、
やはりこれぞジャングル!と、これはジャングル?というような、
曖昧な表現で申し訳ありませんが、やはりそれらしいデザインというものが確かに存在します
そして、こういった純血統を謳う幼体にはかなり高い確率で、
多くのファンを納得させるような仕上がりを見せる個体が出現するため、
どうしても需要が高まってしまうのは避けられないようです。
この個体もご覧の通り、やや育った幼体サイズにしては早くも、
黄色黒色チカチカとしたハイコントラストな様子が見て取れ、将来に期待大!
しかも性別は嬉し過ぎるメスとあって、この上なくハイスペックです!
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ボールパイソン
ノーマル(♂)
ボールパイソンの魅力とは、やはりノーマルの格好良さにあり!
この個体は模様が全体的にリデュース気味で、宇宙人柄が少なく、
色合いもモノトーンに近い印象で、すっきりとクールなイメージです。
ニシキヘビはメスよりもオスの方が小型なので、
あまり大きくなり過ぎない、とポジティブに捉えることで、
ビギナーさんにとっても、飼育のハードルを下げてくれる要因になると思います。
ハンドリングをしていても物怖じしない、肝の座った触りやすい個体です。
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エンチ(♂)
ノーマルを基準にすると、模様を乱し、宇宙人を減らすリデュース効果もあり、
色合いに金属光沢、例えるなら真鍮のようなエッセンスを加えた、
素材本来の味を生かして更に格好良くしたモルフが、このエンチ。
かつては、コンボモルフで活きる、などと紹介されることも多かったのですが、
改めてシングルのエンチを、しかも大きなサイズでまじまじ見ていると、
ややかすれ気味の鈍い輝きにリアリティがあって、魅力を再認識させられました。
表現に個体差があるモルフとしても有名ですが、お気に入りの一本を見つけてみては。
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スパイダー(♂)
こちらも上のエンチと同様、コンボモルフの一要素としてはあまりにも有名ですが、
最近ではシングルの形で、かつ育った個体を目にすることも少なくなりました
パステルやアルビノなどと並び、黎明期を彩った伝統あるモルフのひとつで、
この個体もその例にもれず、模様の細さから脇腹の白い色抜けまで、
それに特徴的な猫目も合わせて、いかにもスパイダーらしい姿をしています。
神経障害の問題が取り沙汰されることもありますが、生きていけない訳ではなく、
近頃は個性のひとつとして捉える向きも強くなっています。
きちんと解凍したマウスをピンセットから食べられますので、ご安心下さい。
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コーンスネーク(チャコール・♂)
コーンの世界では最も有名なコンボモルフのひとつ、ブリザード。
それを構成する一方のモルフが、このチャコールです。
赤味を消失させるアネリスリスティックとは親類のような関係で、
互換性こそないものの、よく似た表現で同じグループに属しています。
ただし、ただのブリザードの材料だと侮るなかれ。
有名なアネリに比べ、更に黄色味を消失させる効果が高く、
よりリアルなモノトーンを目指していることに加え、全体に透明感があり、
目元は優しく、頬はうっすら桃色に透けるなど、一言で表すならば、可愛い!
この可愛らしさは、かのラベンダーにも通ずるものがあるでしょうか。
あいにく、アネリに比べ流通量がかなり少ないため、知名度の割に実はレア!
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アオダイショウ(50%possアルビノ・♂)
日本に暮らすヘビ好きであれば、誰しもが一度は通っておきたい、
あまりにも有名なキャラクターにして、重要なペットスネークのひとつ。
ポッシブルヘテロ付きということで、当然CBとなる訳ですが、
ただのCBにはない、すっきり透明感青味の強さがこの個体の持ち味!
模様が完全に消失するギリギリ手前の、ヤングアダルトサイズで、
もう一段上のサイズに到達することで、体表の柄は更に薄れ、
加えて体色もよりはっきりと濃厚に仕上がることも期待されますから、
もうひと踏ん張りの育成で、更なる美貌を手にすることでしょう。
最後に、普通にハンドリングできる、というのも本種においては重要な魅力のひとつです。
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ヒョウモントカゲモドキ(ゴジラジャイアント / ♂・♀)
待っていました!スティーブ・サイクス氏からのダイレクト便よりセレクト!
数少ないジャイアント血統のひとつとして、今やあまりにも有名なゴジラ。
個人的には、シンプルな見た目でとにかくデカい!が素敵なのだと、
そう勝手に思っているため、この“ハイイエローベース”が特にお気に入りです。
しかも今回は幸運なことに、やや育ったサイズでの輸入だったお陰で、
運よくオスとメス、どちらも一匹ずつ手に入れることができました!
色合いや顔立ち、それに性別も含めてお好みでお選び下さい。
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オカバンゴハコヨコクビガメ(Pr)
※複数匹います!
大変長らくお待たせ致しました。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、当店には長年、
販売用ではないオカバンゴが数匹、店内に展示されているのですが、
ようやく商品としてきちんと紹介できるものを、数年振りに入手しました。
ベチュアニカス、と学名で呼ぶ人は殆どいないでしょうが、
確かあれは2008年だったでしょうか、初めて本種が日本にやって来た時、
従来のペルシオス像を大きく覆すこの衝撃的なビジュアルに、
一筋の涙が頬を伝ったのを、今でも鮮明に覚えていますし、
そんな出来事は後にも先にも、このオカバンゴにだけでした。
そして本種の功績と言えば、狭く薄暗かったハコヨコクビガメの世界に、
外部より新たなファンをもたらしてくれたこともありました。
私なりの表現でよろしければ、ズルい、の一言に尽きるでしょう。
大きな頭に黒々とした可愛らしい瞳、前例のない黄色く鮮明な模様など、
その美貌が殊に眩しく感じられたのは、決して錯覚などではありません。
初めての出会いからおよそ15年が経過しましたが、
あいにく、未だに国内での繁殖例が多数聞かれたことはありません。
とは言え、全くゼロではないところに希望を見出し、
今回やって来た貴重なペアを、有効活用できることがあれば幸いです。
人工飼料にもきちんと餌付き、出撃の時を今か今かと待ち侘びています。
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ヘンゲハコヨコクビガメ(カタンガ産・Pr)
とんでもないペルシオスが来日してしまいました。
コンゴ民主共和国の南部、カタンガと呼ばれる地域で採集された、
一言で言えば、“第3のヘンゲ”と位置付けられる、衝撃のニューカマーです。
ヘンゲとはその名の通り、棲息域内で外観の特徴に個体差があるとされていて、
我が国においては、これまでに便宜上、ふたつのタイプが流通していました。
頭部に細かな虫食い模様が入る方を北部タイプ、
頭部に模様がほぼ入らず、明色の色抜けがある方(懐かしのコガネ)を南部タイプ、
と、おおむねそのように呼び分ける傾向にありましたが、
今回の2匹は、そのどちらにも当てはまらない黒々としたカラーリングが印象的で、
チャピニことオオハコヨコクビガメにも似た格好良さが光ります。
実は私自身も、その状況を理解して書いているつもりなのですが、
そもそもヘンゲ自体が極めて通好みなペルシオスのため、知名度があまりにも低く、
いきなり第3!と言われても困ってしまう方が圧倒的大多数だと思いますが、
この種同定に至るまでの過程も、書き連ねるとあまりにも長くなってしまうため、
必要な方にだけ、この続きのトークをいつも以上に熱っぽく、ねちっこくお届けしたいと思います。
人工飼料にも早速餌付き、そこは流石のペルシオスと言ったところでしょうか。
マニアック極まりないある意味新種なこの掘り出し物が、しかもペアで揃う奇跡がここに。
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by herptilelovers | 2023-06-09 23:08 | 新着情報