締切間近!
日々、週間天気予報とにらめっこしていると、
いよいよ春の訪れが迫ってきたように感じられる今日この頃、
爬虫類飼育者の皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。
とは言え、三寒四温と呼ばれるこの時季ですから、
突如襲い来る寒さにも焦らず騒がず、適切に対処したいもの。
本格的な暖かさがやって来るまでは、もう少しの辛抱ですね。
さて、昨夜は深刻なマシントラブル(?)により、
毎週金曜日の夜に更新されるはずだったブログが、
一日遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。
せっかく楽しみにして下さっている方々には、
一瞬がっかりさせてしまったかもしれませんが、
改めまして、今週の新着入荷もよろしくお願いいたします。
店内在庫リスト
ミズガメ / リクガメ / ヘビ / トカゲ / ヤモリ / その他(両生類や小動物など)
(ミズガメ各種についてもリストアップが完了しました!)
クロハラモエギハコガメ(フルアダルト・♀)
※法改正前の販売は、2/22(水)まで(生体のお引き渡しを含む)とさせて頂きます。
同じ仲間のラオス、カンボジアがそうなってしまった以上、
時間の問題と言われていたこのクロハラモエギも、
遂にCITESⅠ類に昇格することが決まってしまったこのタイミングで、
まさに滑り込み、奇跡的にやって来た長期飼い込みのメスが2匹!
その育成期間はそれぞれなんと20年以上!
今から20年前を振り返ってみると、そもそも飼育すること自体が困難であり、
まずは手元に何匹生存させられるのか、お互いに命懸けの勝負だった時代でしたから、
まるでタイムスリップしたかのようにこうして再会することができ、感動です。
どちらの個体も産卵経験ありのいわゆる即戦力な状態で、
その回数は数回から十数回と、種親候補としてこの上ないスペックの持ち主。
人工飼料にもきちんと餌付けられていて、中身については心配ご無用。
あいにく甲羅の成長具合に不十分なところが見受けられますが、
今後の国内流通を考えると、とにかくブリーディングさせなければ枯渇してしまうため、
戦い続けるには、1匹でも多くのメスを確保したいところではないでしょうか。
個体Aは甲羅から体まで全体的にかなり赤味の強い珍しいカラータイプで、
個体Bは本種としてはスタンダードな甲羅のデザインに対し、頭部はかなりカラフルです。
甲羅のシルエットを加味した金額設定にいたしますので、まずは一度お問い合わせ下さい。
個体A
個体B
ミシシッピアカミミガメ(国内CB)
アカミミガメは、2023年6月1日より「条件付特定外来生物」に指定されることが決まりました。
これらの姿を普通に拝むことができるのも、あと半年を切ってしまいましたが、
今回、国内で自家繁殖に取り組まれていた飼育者様より、
自身でブリーディングされたベビーや、立派な次期種親候補たちをお譲り頂きました。
規制対象となる直前に、こうして手放されることについては、
様々な事情から非常に悩ましいものがあったとのことでしたが、
今後の終生飼育を考えた上で、飼育頭数の調整を余儀なくされたそうです。
これまでに入手のタイミングが掴めなかった方々にとっては、ラストチャンスですから、
今一度ご検討の上、お問い合わせをお待ちしています。
アルティメットパラドックス(possアルビノ / ピューター・S)
ミュータントスライダーシリーズ中、最高傑作の呼び声が高い、
別名キャラメルピンクアルビノなどとも呼ばれる、通称アルテ!
通常のアルビノとは似て非なる乳白色の美しい甲羅に、
頭部から四肢にあるはずの模様は完全に消え失せ、
瞳は赤と黒と青が混在した“ターミネーターアイ”に仕立てられるなど、
どこまでもゴージャスな仕様が盛り沢山な、えげつないカラーリングが持ち味。
初登場時より業界を騒がせ続け、一度たりとも人気が下降することはなく、
常に色彩変異アカミミガメの存在価値を先頭で引っ張ってきた感があります。
この奇抜な風貌ともお別れとなると、改めて非常に寂しく感じられますが、
フルサイズまで成長しても、その可愛らしさはずっと残りますので、
本当に必要な方は、是非ともこの機会にご検討下さい。
かつてしばしば輸入されていたような極小サイズではなく、
ベビー過ぎない、程々にふっくらと育った安心サイズが素晴らしい!
アルビノ(possアルティメットパラドックス・S)
実は上のアルティメットパラドックスとは兄弟に当たる、
ノーマル表現、ヘテロ同士の交配によって得られた苦心の作!
アルビノアカミミガメの魅力については、もはや語るまでもないかもしれませんが、
改めて下の立派なアダルトサイズたちの勇姿をご覧下さい。
この個体は黄色味が薄く、白色がかなり強く出ているため、
かなり美しく仕上がること間違いなし!
泣いても笑っても、幼体から育てられるチャンスはこれで最後です。
アルビノ(possアルティメットパラドックス / ピューター・♂)
誠に恥ずかしながら、私は以下のアダルトサイズを目にした時、
てっきりベビーで購入されたものが育てられたとばかり考えてしまいましたが、
きちんとお話を伺うと、なんと全て自家繫殖されたベビーが育ったものだと分かり、
人知れずブリーディングされ、しかも立派に飼い込まれていることの凄みを目の当たりにしました。
このオスは耳の赤さが殊更に際立っていて実に美しく、
トレードマークの長く発達した前肢の爪も相まって、最高の仕上がりを見せています。
最大サイズをコンパクトに収めるのなら、オス確定を選ぶのが好ましいですね。
アルビノ(possアルティメットパラドックス / ピューター・♀)
一昔前であれば、こんなに巨大なメスの出物はまさにお宝級でした。
何を隠そうこの私自身、これほど立派なボリュームに仕上がったメスを、
しかも一時に複数お目にかかれたことなど、殆ど記憶にありません。
ノーマルとは異なり、メスよりもオスの方が圧倒的に多いアルビノでしたから、
サイズを問わず、そもそもメスに巡り会えることすらミラクルだったのです。
やはり見慣れたオスとは全く違う、頭部の大きさや甲羅のふっくら感など、
メスでしか味わえない外観上の魅力が盛り沢山で、繁殖云々を抜きにしても、
今後の観賞価値を考えると、決して見逃せない素晴らしさが体中から放たれています。
(以下の写真は、左右各2個体分です)
本日ご紹介した新入荷生体についての
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