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ロシアリクガメは、ロシアにはいない

こんにちは、店長の馬場です。
こちら名古屋ではお陰様で、明日の週末より暖かくなる予報となっていて、
改めて今年の冬は寒かったとつくづく身に染みている今日この頃ですが、
これにてようやく春が訪れると思うと、
大変だった冬季の爬虫類飼育に光が差すような心持ちになります。

さて、今週はヘビ、トカゲ、カメなど各ジャンルより、
なかなか戦闘力の高めなパワーのある種類がずらりと揃いました!
主役から脇役まで、ひとつひとつをどうかお見逃しなく。

セイブシシバナヘビ(スーパーアークティックコンダ・♀)
超絶ハイクオリティ最強の種親候補が堂々降臨!
アザンティックのひとつであるアークティックは、共優性遺伝するモルフとして知られ、
そのスーパー体には良くも悪くも個体差が見られるものの、
ご覧の通り、めちゃめちゃ理想的な真っ白のスーパーアークティックがやって来ました!
まるで眩い輝きに覆われた雪原から飛び出してきたユキウサギのような、
圧倒的な白さに言葉を失ってしまうほど、その品質に一切の妥協はありません。
下のオスとの交配で、アークティックアークティックコンダスーパーアークティック
スーパーアークティックコンダ、そしてスーパーアークティックスーパーコンダと、
バラエティに富んだ多彩なベビーを拝むことができる予定です。
前の持ち主の意志を引き継ぐべく、2匹セット、ペアにて販売したいと思います。
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セイブシシバナヘビ(アークティックコンダ・♂)
お伝えしたいことは殆ど全て上の部分に書いてしまいましたが、
オスとメスに含まれるモルフの選び方に、前飼育者のセンスを感じます。
単にこの2匹を育てていても異なる色合いが楽しめますし、
繁殖に成功した暁には、それはそれで色々なタイプのベビーと出会える訳ですから、
日々の餌やりにも精が出るというものでしょう。
オスの写真はあいにく脱皮前ですが、幸いどちらの個体も健康そのものです。
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コーンスネーク(アボッツオケッティ・Tr)
大切なことを先に申し上げておくと、写真上からオス、メス、メス
1枚目のオスと、2枚目のメスは、確実にヘテロでアメラニスティックが入っていて、
この3匹で昨シーズン、初めての繁殖に成功しており、
現在は今シーズンの繁殖に向けてクーリング中、といった状況です。
ヘテロアメラニのペアでは、実際にアメラニ入りのエクストリームリバースオケッティが誕生していて、
せっかくの2匹を引き剝がすのは勿体ないので、こちらはペア販売にて、
3匹目の黒いリングがグリグリしたメスは単品でも構いませんが、
せっかくなのでトリオ構成でのお渡しができれば幸いです。
事情によりやむなく手放された3匹ですが、非常に優秀なブリーディングトリオだと思います。
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アオダイショウ(北海道産・♂)
本州のものよりも一段上の美しさを呈するとされる道産アオダイショウより、
CBのベビーからコツコツと育てられた、やはり美しいオスが計3匹。
あえて商品名っぽく呼ぶとすれば、"エゾグリーン"といった具合でしょうか。
ワイルドとは異なり、体の表面には艶や透明感が見受けられ余計にキレイです。
よく見ると色彩には個体差がありますので、お好みでお選び下さい。
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アオダイショウ(ブルー・♀)
こちらはロカリティこそ付いていませんが、明らかに青いかなり極上の一本。
こんな個体を種親に用いたら、さぞ青味の強いベビーが得られることでしょう。
もう一年しっかりと育て上げ、末永く活躍して頂きたいものです。
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アグリコラクチサケヤモリ(Pr)
個人的にはかなりの念願であった、憧れのクチサケヤモリをようやくゲット!
全4種と意外とバリエーションのあるこのグループですが、
種毎に微妙な違いはあるものの、全体的に正直よく似通っています。
このアグリコラは体表の鱗が大小様々なサイズでランダムに並び
嬉しいことに"口裂け感"も強めで、それは最も稀少なシンメトリカスと同等ですから、
名前が有名なだけでなく、実際の見応えもなかなかのものだと思います。
今回はオスとメスが一気に揃えられる割に、サイズが小さくリーズナブルなため、
これまでプライス的に二の足を踏んでいた方にとっては大チャンスです!
取り扱ってみてよく分かりましたが、噂通り飼育は本当に容易です。
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ニシアフリカトカゲモドキ(キャラメルアルビノ・♀)
今を時めくニシアフより、柔らかなカフェオレカラーが愛くるしい人気のキャラメル!
通常のアルビノとは異なり、コンボモルフを作出できることでも有名ですが、
それ以前にまずシングルの状態でもかなりお洒落であると再確認させられます。
ベビーからの飼い込みでコンディションもすっかり安定しているため、
憧れてはいたものの、幼体からの飼育が怖かったという方には大変にオススメです!
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ニシヘルマンリクガメ(♂)
ベビーからものの見事にツルンと上手に育てられた、ほぼフルサイズのオス。
黒地の面積がガッツリと広く取られていて、これぞニシヘルマンといったデザインです。
ニシヘルマンは、通常販売されているヒガシヘルマンに比べて、
最大サイズが小型であると昔からもっぱらの評判ですが、
それでもメスになると、それはヒガシのオスよりも大きくなりますので、
初めからオスと分かっているニシを選ぶことにも意義があると思います。
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アラバマチズガメ(ベビー)
ずっと探していた、待望のマスク系チズガメがようやく1匹のみ入荷!
ひとまずアーンストのことは今すぐ忘れて頂くとして、
アラバマ、バーバー、ギボンズの三つが候補となる訳ですが、
あいにくそのいずれも自由に選ぶことが許されない時代なので、
まずは目の前にいるカメのことを大切にしてあげましょう。
こちらアラバマは、恐らくマスク模様が最もベッタリと目立つ種類で、
ちょっと顔色の悪そうなところなどは本当にプロレスラーみたいですし、
頭を上から見ると、結構パンダっぽいところもまた可愛らしいです。
背中の尖ったキールも相まって、実に"ズル格好良い"デザインだと改めて感じさせられます。
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フトマユチズガメ(S)
もちろんサビーンではありませんが、
象徴的な眉毛模様が、まるで平安貴族の麻呂眉風に仕立てられた、個性的な一匹。
頭部や背甲のラインにはじんわりと赤味が滲み出し
スモールサイズにして早くも甲羅全体に厚みが出てきた、典型的なフトマユです。
少なくともグレーマップ3種の中では最も珍しく、
私個人の見解ですが、気に入った個体に巡り会うのが意外と難しい種類です。
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サルヴィンオオニオイガメ(♂)
元々はワイルドなのでしょう、しっかりと巨頭化が始まったまだまだ育ち盛りのオス。
少し前に同じくオスのサルヴィンをご紹介したばかりでしたが、
ご好評のため既に売れてしまったため、すかさず第二弾をご用意致しました。
画面から飛び出しそうな大迫力と、頬の濃厚なはちみつ色が素敵な、
飾って美しい、泳がせて楽しい、育てて格好良い、三拍子揃った見応えたっぷりな個体です。
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ノコヘリハコヨコクビガメ(M)
あまりにもガンメタリックな甲羅が圧倒的に格好良い、凄い掘り出し物!
まるで鉄粉でも吹き付けられたかのような、嘘みたいな背甲の質感に、
本当にこんなカメだったかと目を疑うほどの衝撃を覚えました。
まだまだ大きく育つことは必至、そして遊泳力の高さも相変わらずで、
もはや"存在感お化け"とでも言うべきペルシオス最大種をお楽しみ下さい。
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クリイロハコヨコクビガメ(M)
そろそろ手の平から溢れ出しそうな、昨今では意外と珍しい大きめのクリイロ。
珍奇なハコヨコばかりを眺めていると、改めてこのベーシックな魅力に目を奪われ、
一周回って全てのペルシオスの特徴をギュッと詰め込んだような、そんな風にも感じられます。
メキメキと新しい成長線が伸びまくっていますので、夢の20センチ目指して頑張りましょう!
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アメフクラガエル
今週は他にも沢山の種類が入荷してしまったため、
何だか後の方に追いやられてしまった感じで少々かわいそうにも思えますが、
本来はトップバッターを任されてもおかしくない、立派なスーパースター!
長期飼育を目指すには、どうしても初期状態の気になる種類なので、
当店ではあまり頻繁に扱うことはなかったのですが、
今回は良さそうだったので早速仕入れてみたところ、足の速いこと速いこと
ちょっと温浴しただけで、一瞬見失いそうになるほどのスピードでダッシュし
土の中に潜るスピードも同様で、飼育環境下でもすっかり落ち着いた雰囲気です。
色柄もそれなりに選んでみたため、結構綺麗な個体が揃っていると思いますが、
何よりもコンディション、そして次に適切な飼育環境を与えてやるべく、
ご希望の方にはきちんとご指導させて頂きますので、ご依頼お待ちしています。
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ミルキーツリーフロッグ(ベビー)
和名はジュウジメドクアマガエル、漢字で書くと十字目毒雨蛙。
やたらと物騒なネーミングはその英名もまた同様で、
一見すると、ホルスタインのような乳牛を連想させるからミルキーなのかと思いきや
毒性のある白い分泌液を、この場合ではミルクと可愛らしく呼んでいるのだそう。
個人的には一度も困ったことはありませんが、
直接手で触れない方が良いです、と念のためお伝えしておきます。
だがしかし、思わず触れてしまいたくなる可愛らしさと美しさが本種の魅力であり、
下のイエアメと同じく、多くのファンを有する大人気のツリーフロッグです。
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イエアメガエル(ベビー)
最近コンスタントに流通していたベビーより、気持ち大きく育った飼い込み個体。
しっかりと食べさせられ、もちろん良い意味でふくよかに成長中です。
元来タフなカエルで、育て易い種類であることは言うまでもありませんが、
少しだけ押さえるべきポイントが存在しますので、要点はお渡しの際にお伝えします。
何度見てもこのベーシック極まりない、逆に珍しい"普通のカエル感"が素晴らしいですね。
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本日ご紹介した新入荷生体についての
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by herptilelovers | 2022-02-26 01:24 | 新着情報