秋の訪れ
朝、出勤のためにバイクへ跨ると、
照りつける日差しの中にも風の涼しさを感じるようになってきました。
爬虫類の飼育においては、秋の温度変化は無視することのできない要素であり、
特に春から夏にかけてデビューされた方にとっては、
今まで以上に気を遣う場面となるかもしれません。
大切なペットに少しでも違和感を覚えた方は、お早めにご相談下さい。
最近、カメとトカゲの入荷が多かったのですが、
今週は久しぶりにヘビのボリュームがグッと増えました!
お気に召されたものがありましたら、お問い合わせお待ちしています。
イエアメガエル(キャンディブルー)
誠に可愛らしいティファニーブルーのボディを表面から彩る、
パール調の光沢が眩い輝きを放つ、CBのベビーから育てられた見事な飼い込み個体!
上の名称は私が勝手に与えたもので、正式な品種名などではありませんが、
何か特別なネーミングで呼んであげたくなる、素敵な一点ものです。


フトアゴヒゲトカゲ(国内CBベビー)
レッド
※複数匹います!
お客様が繁殖された、赤味の強さに拘ったセレクティブブリードの賜物たち!
ハッチして1か月少々が経過した、可愛らしくも餌食い抜群の安心サイズベビーです。
フトアゴは、生まれたばかりの頃が最も地味な姿をしていて、
成長に伴い体中の色がどんどん出てきて、鮮やかに変化することをお忘れなく。
つまり、この調子で育っていけば全身真っ赤になること間違いなし!

ハイポレッド
※複数匹います!
こちらのハイポ入りは、上のレッドと兄弟に当たるベビーたち。
カラーリングは好みですが、ハイポのお陰で黒色が随分と薄れるため、
持ち前の赤い模様が浮き出たようになる、人気の高いコンボです!

アンボンアオジタトカゲ(M)
まだまだ手の平に座らせることのできる、ベビーから育てられたミドルサイズ。
定期的に輸入されているハルマヘラアオジタのベビーは、
気を抜くと意外と弱い面も見られますので、
何でも食べてふっくら育った、安心感抜群のこんなサイズは如何でしょうか。


グリーンパイソン(ビアク)
全身イエローのベビーサイズからコツコツと育てられ、
ようやくグリーンの発色が始まり、互いの個性が各々の方向へと歩み始めた、
解凍したマウスをピンセットから普通に食べてくれる、状態抜群のミドルサイズが2匹も!
上の個体は、鮮やかなイエローを残しつつも濃いめのグリーンが模様らしきものを描き出し、
所々に目立つ白い水玉模様の行く末も気になる、グッドデザイン!
下の個体は、ライトグリーンを基調とするスタンダードなビアクかと思いきや、
背部のフラッグが早くもモスグリーンへと変化し、今以上の汚しが期待される魅惑の一本です。


カーペットパイソン(アルビノ・♂)
アルビノカーペットも個体差で選べる時代がやって来ましたが、
この個体は中盤から終盤にかけて、マンゴージャムのようなバンド模様が目立つ、
単に白蛇というよりも、むしろ柄の入り方が楽しめる面白いデザインが見所!
成長段階としてはまだまだ折り返し地点ですから、
この先、バンドとバンドの間がどれほど彩られるのかも楽しみです。
(写真は計2枚、いずれも同一個体のものです)


ボールパイソン(イエローベリー・♀)
久しぶりにやって来た、ボールのメス!
モルフはシンプルですが、その分プライスもリーズナブルです。
ベビーの時期を脱却した、ちょうど手の平にいっぱいの安心サイズですから、
次期種親候補にはもちろん、初めてのペットスネークにもお勧めです。

コーンスネーク
ノーマル(♀)
上のボールと同じく、コーンにもメスというだけで一定のニーズがあります。
シンプルなノーマルですが、平均的なものよりも赤味が強い個体です。
モルフの検証を目的としたブリーディングには欠かせない、実は嬉しいノーマルのメス!

アンバーモトレー(♂)
アンバーとは琥珀のこと、キャラメルとハイポのコンボモルフです。
キャラメルとアメラニではバターになりますが、赤目が苦手な方には、
キャラメルの濃さを適度に薄めてくれるこの組み合わせはアリだと思います。
いつまでも可愛らしい黄色を楽しみたい方へ。

コーラルゴースト(♀)
本来ゴーストとは、アネリとハイポのコンボモルフを指しますが、
そのハイポをストロベリーに差し替えたものが、コーラルゴーストです。
コンボの構造と、シングルモルフの作用とを理解すれば分かり易いと思いますが、
ハイポよりも赤味を強く出すことのできるストロベリーを用いることで、
体の随所にぼんやりとした不思議な赤色を描くことに成功した、隠れた美麗品種です。

アオダイショウ(愛知県産・♂)
要するに名古屋市内で採集された、野生のアオダイショウ。
幼体の模様がようやく消え始めた、なかなかちょうど良い安心サイズです。
全体に暗めのトーンで、しかしながら既に濃厚なグリーンが発色している、
体表のダメージが殆どない点も評価できる、意外と珍しい出物です。

スペックルキングスネーク(♂)
あえてラストに持ってきましたが、トリを飾るに相応しいド派手なスペックル!
やはりカリキンやデザキンなどと同様に、色柄には個体毎にバリエーションが見られ、
この個体はあまりにもバチバチと激しい発色が視界を覆うことから、
一瞬何の種類であったか分からなくさせるほど、単純にして見事なデザインです。
決して世間を賑わす人気者ではありませんが、こうした一点ものはくれぐれもお見逃しなく。

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