マニアのカメ
前回からですがこの冒頭で新商品や便利なグッズなどを紹介していきたいと思います。
今回紹介するのは「オルプラス」という除菌消臭スプレーです。

ただそれだけならなぜ紹介したんだとなりますが、
このオルプラス、なんとカメの肌荒れやヘビのマウスロットが治るんです!
なぜ治るのか疑問になるかと思います。
成分は水と次亜塩素酸でこの次亜塩素酸が肌荒れやマウスロットの原因となる菌を、
除菌することにより治ると言うことです。
ただその除菌力が凄まじくなんとアルコールの数倍の除菌力があるのです!!
しかも主成分は水なのでアルコールのようなきつい匂いもしません。
そんな強烈なシロモノを生体に使っていいのかと言う不安が出てきますよね。
しかしこのオルプラスなんと「食品添加物」なので口に入っても大丈夫なのです。
カメとヘビ飼育で割りとよくあるトラブルを解決してくれる、
爬虫類界の救世主になってくれることでしょう。
さて今回は久々のヤマガメです!
ギアナアシポチヤマガメとカンムリヤマガメの2種です。
まずは名前が何だか可愛いギアナアシポチヤマガメです。

学名はRhinoclemmys punctularia punctularia、
英名はSpot legged turtleで四肢に斑紋がある事に由来しており和名のアシポチも同様です。

最大甲長は約24センチで扱い易いサイズでしょう。
特徴は棲息地が南米北部でイシガメ科の中で唯一新大陸に棲息していて、
頭部にV字型の赤やオレンジの明色斑紋がありこの斑紋の形で各亜種を見分けることができます。
飼い方としては水棲傾向が強いので一度ご紹介したクロムネヤマガメと同様の飼い方ができます。
食性はやや植物食が強い雑食と言ったところで別段難しくは無いですね。
今回の個体は約10センチのヤングサイズで、
まだまだ大きくすることも可能です!

この個体は黄色味が強くそれに伴ってなのか、
頭部のV字もオレンジ色になっており見ると元気になりそうな、
明るい印象がします。

水棲傾向が強いヤマガメ全体がそうなのか定かではありませんが、
地肌の色や模様が豹柄のような華やかさがあるので、
僕個人としてはとても気に入っています。
クロムネ同様成熟しても模様が幼体時と変わらないので、
模様が気に入った方はずっと楽しめる良い種類だと思います。
お次は名前に冠を頂く王のような風格のカンムリヤマガメです。

学名はRhinoclemmys diademata、
英名はMaracaibo wood turtleです。
最大甲長は約25センチとアシポチとほとんど変りません。
特徴は名前の由来にもなっている頭部のクリーム色から黄色の、
馬の蹄のような斑紋がありこれでかつて同種に間違われていた、
アシポチとクロムネとカンムリを見分けることができます。
こちらもアシポチ同様水棲傾向が強く雑食なため、
しっかりと水場がありバスキング出来る陸場を作り、
多様な餌をあげていれば何の心配も無く飼うことができます。
ただ低温には少々弱いためそれさえ気を付ければ大丈夫です。
今回の個体は10センチオーバーの元気モリモリ安心サイズ個体です!

やはり一番に目に付くのが頭部の大きな斑紋ですね。
この斑紋は大まかな形はあるものの個体差があり、
自分の好みの個体を探すのも楽しいでしょう。
ちなみに僕は青森県の形をしているように見えたので、
BFと命名しました(BF→ブルーフォレスト→青森)笑。

こちらもアシポチのように頚部や四肢の柄が鮮やかですが、
カンムリの方が柄が大きくサイケデリック感が出ていて、
派手な生体が好みの方にはたまらないですね。

アシポチとカンムリ共に流通が少なく認知度も低いまさにマニアのカメでしょう。
この機会に一歩マニアに近付いてみませんか。
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