とっとこ走るよカメ太郎
現在店内で複数飼育している生体から時々卵が採れることがあり、
発見次第回収し孵化箱に入れては楽しみに待っています。
たまに確認すると小さな生体がちょこちょこ這い出して来ていて、
そんなふうに生まれた店内ハッチの子が店頭に並んでいたりするのです。
今年の春に生まれたインシサのベビーと他二種をご紹介します
インシサヤマガメ
学名R. p. incisaからインシサヤマガメ、
またはグァテマラアカスジヤマガメとも呼ばれています。
中米に棲む三亜種の中では甲羅の色彩が落ち着いた亜種で、
甲の高さはちょうど中間くらいになります。
今回紹介するベビーたちはちょうど一ヶ月違いで孵化した兄弟。
グリーンの甲羅に赤い模様がうかび
顔にも手足にも鮮やかなラインが走る美しい体をしています。
↑彼らがこの兄弟の両親。
涼しげなブルーの虹彩を輝かせてフードを毎日がぶがぶ食べています。
ガルフコーストハコガメ
幼いうちは若干扁平なシルエット、
成長すると甲羅のフチが反るように伸びるのが特徴のガルフコースト。
各亜種の中では一番大きく立派に成長します。
ハコガメというだけあって腹甲に蝶番のように動く部分があり、
ピタッと隙間なく蓋ができるようになっています。
左がガルフ、右がミツユビです。
扁平な甲羅にじんわりと模様が浮かび始めています。
蓋付きの甲羅に隠れるどころか堂々と頭を持ち上げて周囲を監視し、
餌時には活きたコオロギの全力疾走にも余裕で追いつくような健脚を見せてくれます。
同居していた下記のミツユビと奪い合うようにフードを平らげています。
ミツユビハコガメ
幼い頃は地味色で成長と共にどんどん綺麗になるミツユビハコガメ。
ミツユビは大きくなっても甲羅は地味な個体も多いですが、
手足や顔には綺麗な赤やオレンジが出てくる予定?です。
そしてその名のとおりの後ろ足。
上記のガルフが捕ったコオロギの逆側をくわえてぐいぐい引っ張り、
その半分を毟り奪って意気揚々とダッシュで逃げ去るやんちゃっ子。
ガルフと共に前面のガラスに突進してはじたばたと餌をねだっています。
元気過ぎるあまり無謀な冒険をしてはよくひっくり返っていますが、
自力ですぱっと起き上がってまた走り出しています。
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