進撃の亀~Attack on Turtles~
今年最初の大イベントであるJRSが近付いて来ましたね。
僕は2回目の静岡なので前回を踏まえてどこまで成長できたのか楽しみです。
そしてイベントとなると何度も思うのが、
他のブースがあまり見れないことですが今度こそはしっかりがっつり見たいですね。
ところでイベント前になるとなぜか在庫が充実しだす現象が感じられます。
やはりパッキング作業が修羅場になりそうです(笑)。
なんにしても頑張りつつ楽しみつつと言った静岡です。
さて今回は曲頸類のカメ2種をご紹介します。
モンキヨコクビガメとクロハラヘビクビガメの2種です!
まずはモンキヨコクビガメです。

学名はPodocnemis unifilis、
英名はYellow-spotted River Turtleで、
幼体時は頭に鮮やかな黄色の斑紋があるためこの名が付けられたのでしょう。
ですが成長と共にこの頭部の色も薄れてしまうこともあります。
最大甲長は60オーバーと非常に大型になる種ではありますが、
恐らくこの記録はワイルドでの一例なので飼育下ではなかなか出せない記録ですから、
実際にはその半分にすら到達することも珍しいです。
食性はほぼ植物食で、野生下では水面に浮かんで口を大きく開け、
水ごと植物プランクトンを食べるという行動をするそうです。
ですがモンキは配合飼料にもしっかり餌付くので、
あまり植物食に対して心配する必要もありません。
この個体は幼体時の綺麗な頭部の黄色の斑紋を残しつつ、
程良く成長した良い所取りの個体です!

頭部から手足、甲羅や尻尾の先まで傷という傷が見当たらない、
まるで模型か剥製のような完成されたフォルム。
しっかりとした四肢は水棲ガメとして優雅に泳ぎつつも、
どっしりと大地を踏みしめるだろうと容易に想像させてくれます。

まだまだ成長の余白を残した小さな黒曜石を、
貴方の手で泳ぐ岩山に変貌させていただきたいです。

お次はクロハラヘビクビガメです。
クロハラは去年の8月の僕のブログにてベビーをご紹介しましたが、
今回はフルアダルトマックスサイズのオスです!!

クロハラ独特の頚部にびっしりと生えたトゲ、
ふっくらと分厚く育った重厚な甲羅、
大きな目を持ちながら小さく凝縮された可愛らしい顔、
これぞクロハラといった飼い込みの個体です。

この個体は損傷がほとんど見られず、
大事にされてきた感がひしひしと感じられ、
ふと気が付くと生殖器を露出するやる気満々なオスです。
本種の繁殖を目指す方にとっても激熱な出物ではないでしょうか。
もちろん観賞価値の高さも見逃せません。

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