今年最後の山亀祭り
今回のブログで僕の今年最後の更新となります。
年末は実家に帰る方や恋人や友達と過ごす方もいることでしょうが、
僕はもっぱら寝正月です(笑)。
寝ます、ひたすら寝てやります。
久々の連休とか知りません、寂しいやつとか言わないで下さい心にきます。
家に引きこもって猫とヘビと戯れてやります。
そんなネガティブ野郎の話は放り投げて、
今回はカメ2種をご紹介します!!
クロムネヤマガメとコスタリカアカスジヤマガメです!
まずはクロムネヤマガメです。

学名はRhinoclemmys melanosterna、
英名はColombian wood turtleと言います。
最大甲長は30センチにまでなるヤマガメ類としては大型の部類です。
特徴として背甲は黒一色で少し面白みに欠けるのですが、
頭部上面には地肌の赤や黄色の縦条が入り、
頭部下面と手足には地肌の色と黒い斑紋が出ており、
甲羅の色と良いバランスが取れております。
後ろ足の水かきが発達していて水中生活にも適応しているようです。

来てしまいました、よく言えばレア種言い方を変えればマイナー種。
クロムネの安心サイズです!
これが来る時に店長がありえないテンションの高さで、
若干引きつつもいざ生体が到着すると確かにこれは興奮するなと思いました。

カメの事をまだ知り始めたばかりの僕もその姿には震えました。
毒々しいまでに頭部、手足を覆う豹柄に加えて、
冷酷なイメージを与える白い眼には感動しました。

その名の通り腹甲は黒なのですが、
クサガメのオスのような黒一色ではなく、
縁を白色が覆っているからこそクロムネなのでしょうね。

そしてヤマガメらしく前足は太く地面を掴めるようになっている反面、
後ろ足は水棲ガメのように水かきがあり、
意外とスイスイと泳ぐのでレイアウトしたとき面白そうですね。
お次はコスタリカアカスジヤマガメです。

学名はRhinoclemmys pulcherrima manni、
英名はCentral American Wood Turtleと言われています。
最大甲長は20センチとクロムネには劣りますが、
それでもなかなか迫力のあるサイズになります。
特徴としてはまずはその色!
まるで警戒色のような派手で鮮やかな黄色ベースの甲板に、
黒く縁取られた馬の蹄型の赤色が派手さに拍車を掛けております。
顔には人工的に塗られたかのような見事な赤のラインが入っております。
マニは陸棲が強い傾向があり時折床材に潜っていたりします。

僕の好きな派手過ぎるカメ、
コスタリカアカスジヤマガメ(通称マニ)の国内CBのベビーです!
今はまだベビーなので身体が平べったいのですが、
成長に伴い背甲が盛り上がりドーム状になるので、
いわゆるリクガメにも引けを取らない重厚感を醸し出します。

この個体は黄色味が強く顔や甲板のラインがハッキリ出ており、
生き物でありながら造形物のような相反する魅力を感じます。

調子も抜群に良く、ケージの中は歩き回るわ餌はよく食うわで、
華やかな動く要塞となる日もそう遠くは無いことでしょう。

それでは皆様良いお年を。
来年も楽しい爬虫類両生類ライフをおくれますように。
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