イケメンなシナワニ君
先日私が好きなカブトガメについてお客さんと話していました。
ここがカッコいいポイントだとか、カブトガメの魅力をいっぱい話していると、
そのお客さんがカブトガメに興味を持ってくれました。
元々その方はアジアのカメが好きで、いろんな種類を飼育されており、
今回カブトガメは初めてのジャンルだったそうなのですが、
私の思いが伝わったのか、シュルツを気に入っていただくことができました。
自分の好きなカメの良さを相手に伝えるにはどうしたら良いのかな、
といつも考えていたので、今回それがうまく伝わって良かったです。
しかも私が一番好きなシュルツをご購入いただきました。
こんなに嬉しいことはなかなか無いので、
もっと頑張って皆さんにカメの良さを伝えれたらいいなと思いました。
さて今日は人によく慣れているお利口さんな2010年国内CBのシナワニトカゲをご紹介します。

国内にシナワニを殖やしている人がいらっしゃるなんて、
なんだか嬉しく思ってしまいますね。

個人的に結構好きなトカゲで、
レイアウトした水槽でスイスイ泳いでいる姿を見るのが楽しいです。
暮らしている環境を想像して、流木や石を組み合わせてレイアウトを作ると面白いですね。

そしてそのレイアウトをシナワニが崩すこともめったにありません!
上手に間をスイスイ泳いだり、そっと陸場によじ登ったりと、
いろいろな動きがあるので、見ていて飽ききません。

今、お店で飼育している水槽でもほんの少しレイアウトしていますが、
登ったり泳いだりとなんだか楽しそうに暮らしてくれています。
また、この個体の状態は長期に渡り絶好調です!
餌はピンセットからも食べますし、そのままコオロギを放しても上手に捕まえて食べます。

ブリーダーさんに上手に育てていただいていたので、
体格がガッシリとしていて、肉付きもとても良いです。
先天的に尾の先や指先が少し曲がっていますが、
そんなのはこの素晴らしい肉体美でカバーできてしまうと思います。

そして脱皮も毎回スムーズに行っています。
知らぬ間に「また綺麗になった?」と言いたくなるほど、美しい色合いをしています。
この子は優しい色味でふんわりとしたオレンジ色が喉からお腹にかけて広がっています。

男の子ですが顔付きはとても優しく、
おっとりとした性格なので、人に噛み付いてきたりもしませんし、
簡単に触ることができます。

シナワニと言えば、ワイルド個体が多く流通していますが、
実はコツを掴めば国内で殖やすことができるトカゲなのです。
胎生なので10センチくらいのミニシナワニが突然ポロっと生まれてきますよ。
そのポロっと生まれてきた子がこうして大きく育っているのを目の当たりにすると、
繁殖にチャレンジしてみたくなりませんか。

また、CB個体は生まれた時から野生の環境ではなく、
人間の作った環境になじみやすいので、飼育がしやすいと言われています。
小さいうちから人に飼われるという事に慣れていますので、
触れ合うこともできますし、バタバタと暴れたりすることも少ないでしょう。

そしてなんといってもワイルド個体に比べるとエサがやりやすいと思います。
ワイルド個体は餌付けるのにも時間がかかりますし、
うまくいかなければ、弱っていってしまいます。
なので、こうして国内CBが流通することにより、
一般的なシナワニトカゲのイメージがガラリと変わっていくと思います。

ぜひこの機会に国内CBのお利口さんなこの子から、
シナワニライフを初めてみてはいかがでしょうか。
本日ご紹介したシナワニトカゲ(♂)についてのお問い合わせはお電話かメールにて!
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