ぺっとりひんやり両生類
はやくも日焼け止めやプール用品が店頭に並ぶこの季節、
道を歩くときも無意識に日陰を選ぶ気温になって来ました。
ボールパイソンやレオパなどは初夏の湿り気も併せて絶好調。
逆に反対に高温が苦手な生き物たちはそろそろ対策ナシでは厳しい頃です。
クーラー付けっぱなしが一番いいのですがなかなかそうもいかないのが現実。
そんな時には水槽用扇風機。
元は熱帯魚用なのですが使えるものはガンガン流用していきましょう。
水棲種なら直接水面に当てることで-3度くらいの効果が期待できますし、
ヤモリやカエルなど陸棲種も換気するだけで随分違います。
その場合は直接風を当てるのではなく空気を動かすことが目的なので、
ファンを反対向きに設置してぬるい空気を吸い出すようにすると、
風を当てずにゆっくりしっかり換気することができます。
さて今日は暑さに比較的弱くない系の両生類たちをご紹介します。
ストラウヒツエイモリ
しっとりとした黒地に鮮やかなドットを散りばめたストラウヒツエイモリ。
ケージの蓋を開けて餌の準備を始めると、
待ってましたとばかりにいそいそとシェルターから出てきて、
半円の口をぱかっと開けてピンセットに食いついてきます。
そしてお腹いっぱいになるとすすっと引っ込む
あまりに素直でわかりやすいリアクション。
以前お店にいたタイガーサラマンダーも、
ピンセットから配合飼料をもぐもぐ食べていたのですが、
もしかして陸棲イモリって案外懐っこいのかも?
あと五センチくらいは成長してくれる予定なので、
じっくり育てる楽しみも味わえます。
アカメアマガエル
丸く開いた真っ赤な虹彩に透き通るようなオレンジの足先、
燃え上がる藍色の脇腹も鮮やかなアカメアマガエル。
日中は鮮やかな部分をきっちり隠して葉っぱに化けて、
こんな感じでグッスリ眠っています。
大き過ぎず小さ過ぎず指先にちょこんとのっかる存在感。
日が暮れると活発に動き回ってコオロギを食べています。
アフリカツメガエル
とぼけた顔にむちむちのふともも、
餌用や実験用としても有名なアフリカツメガエル。
カエルと言うと舌で虫をくっつけるイメージがありますが、
アフツメは完全水棲かつ舌自体が無いため、
水面に浮かぶ配合飼料を両手でわたわたと押し込むように口に運んでいます。
ぽやっとした顔の割に案外賢いらしく傍を通った飼い主に対し、
びょんびょんとアピールして餌をねだることもあるそうです。
雌雄差は倍近くありますがメスは30センチを超えることもあるようなので、
そうなったら面白いかなと現在せっせと育てています。
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