キュート&グラマラス
日差しも随分あたたかくなって先日金曜日は啓蟄。
暦では暖かくなった地上に虫たちがもこもこと姿を現す日でした。
店内ではストックのコオロギたちが常時鳴いているので、
いまいち虫たちからは季節感が感じ取れませんが、
暖かさと湿気でリクガメたちが心なしかハイになっていたり、
フトアゴたちの寝相が若干のびのびしていたりと、
ちょっと変わったところから春を感じています。
さて今日は抱っこもできるベタ慣れオオトカゲ二種をご紹介します。
ラフネックモニター
大きな目にシャープな顔付きが猛禽類を思わせる別名ザラクビオオトカゲ。
その名の元となった首を覆う大粒の鱗が特徴です。
人慣れしかつある程度大きくなるタイプなので、
でっかくて触れるオオトカゲが欲しい!という人には特にオススメです。
そうでなくとも焦げ茶色地に黒いバンドが走り足元には黄色いスポットも散る、
落ち着いた美しい体色も十分魅力的なオオトカゲです。
この個体もケージの前に人が立っても逃げるでもなく咬みに来るでもなく、
何か用かと言わんばかりにじっと目を合わせてきます。
扉を開けても動じることなくのんびりとした表情。
このサイズでももうすっかり落ち着いているので、
大きくなっても荒れる事無くゆったり付き合っていけそうなザラクビです。
マングローブモニター
黒地に細かく散った模様も鮮やかなマングローブモニター。
生息地域ごとに様々な色のパターンや模様の並び方があり、
いくつかは亜種や別種として分類されつつある種です。
口元では地色とスポットが逆転しているこの個体は、
じっくり飼い込まれたむっちりボディにのんきな性格、
抱っこにも慣れきって手の上で落ち着いています。
現在全長85センチ。
太り過ぎないようにウズラなども与えつつ、
魅惑のどっしり感を是非大きく育ててみて下さい。
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