愛嬌振りまく透過爪
九月になり、日中でも日影なら涼しく過ごせる季節になってきました。
我が家でも休日には可愛いフトアゴをベランダでのんびり日光浴させていましたが、
太陽の下でバスキングできる時期もそろそろ終わりですね。
さて、今回はフトアゴ特集。
ベビーから少し育ったヤングサイズまで、可愛いフトアゴが沢山います。
飼い易く大人しいペットリザードとして様々な品種が作成されているフトアゴヒゲトカゲ。
いくつかの品種を組み合わせたいわゆるコンボ品種などもあり、
ますますペット要素が強まっています。
今回紹介するフトアゴたちに共通しているハイポメラニスティックという品種。
これは黒色色素が減少している状態で、ノーマルのフトアゴでは黒くなる爪が、
色素が抜けて透明な爪(クリアネイル)になることが特徴です。
ハイポメラニスティック
食欲旺盛!ハッチしてから2週間ほどのフトアゴベビーズ。
指に乗るほどのちんまりサイズですが他のトカゲに比べて体の割に口が大きいので、
思いのほか大きめの餌を食べられます。
幼少期は動物質の餌を主に食べるため現在コオロギを食べてすくすく成長していますが、
将来大きくなったら植物性の餌をメインにしていくと良いでしょう。
その切り替えをスムーズにするためにも小さいうちから好き嫌いなく、
フードや野菜なども食べられる子に育てています。
小さくてもしっかり綺麗なクリアネイル。
ハイポフルレッド
真っ赤に染まった背中と黄色い四肢が眩しい、
手のひらから少しはみ出すヤングサイズのレッド系ハイポ。
赤味の強い個体にハイポが入ることによっていっそう鮮やかになっています。
鼻先が少々脱皮の途中ですね。
体色の美しさもさることながらこの個体のすごいところは好き嫌いの無さ。
動物質のフードはもちろん植物性のフードにまでダッシュで飛び付き、
自分からぱくぱく食べてしまうから驚きです。
もちろん1番大好きなのはコオロギですが、
これだけ好き嫌いなく食べてくれるなら成長してからの健康管理もしやすいでしょう。
若干の尾曲がりあり。
ハイポトランスレザー
ハイポメラニスティック+トランスルーセント+レザーバック。
体色が明るくなるハイポ、白色色素が少なくなるため鱗に透明感が出るトランス、
さらに鱗が小さくきめ細かくなり模様がよく映えるレザーバックと、
鮮やか要素満載の綺麗な個体です。
トランスでは虹彩の色が黒になってうるうるした真っ黒な眼になることが多いのですが、
この個体は虹彩に少し色素が残ったリングアイと呼ばれる眼をしています。
そしてハイポの証、クリアネイル。
トランスルーセントと言う品種は産まれつきデリケートな面があるので、
少し飼育に気を使う面もありますが、
この個体は既にベビーを卒業するくらいに育っているので、
弱々しい印象も薄れて危なげ無くコオロギを追いかけ回しています。
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