素敵なステキなシロアゴさん
最近少しずつですが、暖かくなってきましたね。
動きが鈍かったカメたちもエサ欲しさにバシャバシャ泳ぐようになってきました。
ですが、この季節の変わり目が一番気を抜いてしまう時だと思います。
急な冷え込みに弱い爬虫類はすぐに体調を崩してしまいますので、
まだまだしっかりとした保温設備が必要ですね。
そして暖かくなってくると何かしようかなと動きだすのは人間も同じみたいです。
最近はウォーターランドタブのご注文を受けることが多くなってきました。
野外飼育に備えてみなさん準備を始められているようです。
春が待ち遠しく思いますね。
さて、本日のピックアップ生体はシロアゴヤマガメです。
シロアゴヤマガメは1属1種のモノタイプとして構成されていますが、
以前はオナガヤマガメ属やオオヤマガメ属などに分類されていたこともあったそうです。
甲羅の形が幼体時と成体になった時と全く違う雰囲気になるので、
飼育していて楽しみに思います。
成体時の扁平な背甲、ガッチリとした大きな手足、
甲羅を持ち上げた時の姿勢がとてもかっこいいですよ!!
今は現地の棲息数が減ってきているようで、入荷も少なくなってきています。
夏の時季に入荷することがまれにありますが、
今飼っておかなければ後悔してしまうと思います。
この個体は健康状態もバッチリで、配合飼料をバクバク食べています。
ムチムチとした肉付きなので安心できますね。
私は少し前にシロアゴに一目惚れしてしまい今も飼育しています。
なんて可愛い顔をしているのだろうと思い、名前を付けて可愛がっています。
実際に私が飼育していて湿度を高くしておかなければいけないカメだなと感じました。
扉を開けるとムっとするほど暑い方が、シロアゴは大喜びしています。
エサ食いも落ちることなく順調に成長します。
食性は雑食で小松菜などの葉野菜やリンゴなどの果物、柑橘系も好んで食べています。
エサはバリエーション豊かに与えたほうが健康上良いと思います。
なんといってもシロアゴがいろんなものを喜んで食べる姿を見ると、
次に何をあげようかなとそればっかり考えるようになってしまいますよ。
今現在は基本的な飼い方がハッキリと分かっていないので、
自分で工夫しながら飼育するのがとても楽しいです。
当店ではヤシガラを敷き、水入れを入れて、
まるでリクガメを飼育するのと同じようにホットスポットを焚いていますが、
日によってはヤシガラの上で寝ている時と、水入れの中で寝ている時と、
それぞれありますので、陸にもよく上がることが分かりました。
幼体時は水に入っていることが多いと言われていますが、
水に浸かりっぱなしだと細菌感染を起こすことがあります。
シロアゴの動きをきちんと観察し、機嫌をうかがいながら飼育するのが、
うまく付き合っていく方法なのかなと私は思っています。
甲羅の色が焦げ茶なので地味だねっと思われがちなカメですが、
そのかっこよさに気付けば、間違いなく飼育してみたくなると思います。
コツを掴めば、楽に成長していくと思いますので、
この状態が良い個体で挑戦してみてはいかがでしょう。
入荷直後だとエサを食べなかったり、環境に馴染めなかったりとトラブルが多いのですが、
この個体の状態はかれこれ1年近く安定していますので、ご安心ください。
私もこのカメをずっと好きでいられるよう、
今飼育している個体をしっかりと育てていきたいと思いながら今日のブログを書きました。
シロアゴを好きな気持ちは誰にも負けない自信があります!
今回紹介している個体も幸せに暮らしていて欲しいなと思っています。
こんなにすべてを兼ね備えた素晴らしいヤマガメは他にいないのではないでしょうか。
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